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<筆者profile>


AKIRA SUZUKI
'76年生まれ/AB型
USAGI-CHANG RECORDS代表
レーベルプロデュースと併せて、作・編曲、エンジニアリングなども行う。
現在MISSWONDAの2ndアルバムを製作中。
UK NEW WAVEからアンダーグラウンドなテクノ・ハウスまで様々な音楽を好みます。
メッセージなどはCONTACTなどから。
<demo>
1/2/3/4
RSS1.0
「歌とワインといろいろな声」MISSWONDA

「虹の彼方へ」未知(macdonald duck eclair)

「microckのツッパリ西遊記 コンソメ味」micro mach machine

「Latest Review」AKI (USAGI-CHANG RECORDS)

11/21(日)



abc橋本さんの結婚パーティーでこちらの友人数名と名古屋まで行ってきました。いやーおめでとうございます。今回ひさびさにまた定番名古屋名物を食べました。ひつまぶし、おいしかったけど、昔食べた時の衝撃がものすごくて「こんなうまいもの世の中にあるんだ!!」と思ってたくらいだったんだけど、その時の衝撃(ファーストインプレッション)が強く残り過ぎてたのか、味覚がちょっと変わってしまったのか、そこまで気持ちが至らず(おいしかったけど)。夜はレストラン的なとこでパーティー。ほとんど知らない人だったけど、チカチカさんって前にネットで連絡もらってたアーティストのコと会うことが出来ました。最近僕のことや前の活動のことを知ってくれてる少し下の世代の音楽やってるコと会う機会がたまたま続いたけど、印象としては皆ほんとにいいコが多いですね。言っては何ですが、今まで僕の見てきた世界って正直もっと陰湿だったりで、社交辞令でも付き合いたくないなーってやつもいっぱいいて。なんかそういうののアンチテーゼでもあってのバカ勢いの活動だったりもしたんだけど、このレーベルなんかは。時代の違いですかね、全然人の雰囲気が違って感じますね。あと時代がもうこんなカオスな時代なんで、前はもっとストイックに、情報を発信するのであれば受け手に必ず影響を与えていくわけだから、それは文化の形成に影響していくわけで、アートとして出来る限り上質なものをやっていかなければいけない(すべての表現者が)、みたいなことを思っていたんだけど、今もう絶対的なものは無いなと感じて、各々が人生を楽しむ、各々のものであっていいんだなって思ってます。
・・とまた全然違うことになってしまった(笑)。翌日どこか少し観光したいということで、ノムラ君や友人とミュースカイという電車に乗ってセントレア空港へ行きました。とにかく天気が良くて気持ちが良かった。行きの電車も空港も。昔より自然に対する感受性がものすごく強くなったのと、同じ友達仲間との過去の旅なんかの記憶が重なったり、なんかこのくらいの年齢経験を重ねた上での人生もいいものだなぁと改めて思いました。
でも僕は病気が治ってないから、直接嫌に感じるストレスが無くても、人が多くいたりするだけで精神状態が不安定になりがちで沢山薬を服用してしまうんですね。ここ数日は許容量のギリギリまで飲んじゃってて。まぁあとどうしてもお酒も飲んでしまいますからねー、ほんとはそれも悪影響なんでしょうけどね、そこを我慢したら楽しみのかなりを捨てることになってしまうからなぁ(笑)。とにかく早く完治して元通りの落ち着いた自分に戻りたいです。
11/17(水)
寒い。寒過ぎますね。11月半ばでこんな寒いものでしたっけ。歳のせいかわかりませんが、元々寒さニガテなとこ、何割増しにも嫌になっております。2年前最高潮に釣りにハマってた時は12月にも平気で出かけていて、人間の気力というのはすごいものだなーと、思い起こして思いました。
何故か今でもわりと好きですステレオラブ。むしろ昔より好きです。でも前作4ADのから作り込みは個々のディテールじゃなくなりましたね。これも同様の感じ。これはこれでそこそこ良い、固まりの雰囲気。よくある未発表的なやつだったと思いますが。作り込みはマーガリンエクリプスが一番感じたかな、内容も一番好きだったし。
あとこれはやっぱジャケですね、好み。
11/15(月)
通ってる歯医者の歯科衛生士がめちゃめちゃドSでして。どSに突っ込まれやすいタイプではありますが、Mでは無いので(干渉されたくない)どSなヤツは単に不快なだけです(笑)。次は担当変えてもらおう。しかしあんなのも珍しいなぁ、天然でしょうな。
ところで最近やっと改めてポジティヴな姿勢というものを意識出来るようになってきて、メンタルクリニックの医者にもそんな簡単に耐性・依存(とその後の離脱症状)は無いから気にせず薬飲めと言われて(医者変えた)、まぁそっちにかけてみるか、という気にもなってきてます。やっと意味がわかってきた。薬は対症療法でその場しのぎ、直接的治療効果は無いんだけど、時間稼いで自然治癒を待つ(薬飲んでると自然治癒力が損なわれるという論もあるんだけど)、それと一番大きいのが薬で安定させてる間に自分を完全にポジティヴに持ってく、という心掛けが重要なようで、薬に懸念を示していてはダメなようです。本当に恐いことなんかそうそう無いですからね、不安が不安を呼んでるだけで(僕の人生の場合は特に)。薬で抑えてる間に変なネガティヴ癖を無くしちゃえればいいってことなのかなぁと(カウンセラーで無くてもこれくらいは説明してくれればまだ理解出来るのに、と思います、現代の医療。所謂3分医療って言われてるやつ、かなり無理があるよなぁ)。
っていうかホントに完全にポジティヴになれちゃうんなら、怪我の功名ってくらいですよ。すべては循環なので好循環に持ってければ良いのですが。
あと前はタバコも吸ってたわけだし、たしかに精神安定剤(抗不安剤)は麻薬的だという意見もあるのですが、たぶんタバコ程は身体に悪くなさそうなので(あとタバコより全然安い)、べつに最悪依存になってもいいかなぁと、なんやかんや考えてるウチにもどんどん人生を消耗してるわけだしなぁ、とそう考えるとこないだIさんに言われた刹那的に生きたら?という言葉の真意が繋がってきました。
最近人から勧められて吾妻ひでおさんの自伝的漫画も読んだんだけど、アルコール依存症(アル中)でめちゃめちゃになっても復帰して生きてて、そういうのも読むと、まぁだからなんでもめちゃめちゃでもいいってわけではありませんが、もうちょっと勢いで生きてみてもいいのかなぁって気はしましたね。

ROVO、最近聴いてませんでしたが、試聴したとこ変わってませんでしたが(というかもうほとんど最初の頃から完成されてて同じなので、プログレ的ライブバンドという感じですよね、プレイヤーミュージック。)良かったので買いました。同じだけど、面白いと思うのと思わないのがある。益子さんのエンジニアリングはよりコンプの心地良さと厚みが増したような印象です。もうマスタリングもしてるんですよね。
ReclooseDVDのパッケージでした。何故?って感じですが、初期作って近年耳にしてたソナーコレクティヴかなんかのより、もっとデトロイティッシュだったりしてちょっと意外でしたが、基本的にUS90sハウス的な感覚はとても好きなので、好印象です。音場の世界観がすごくいい。
11/13(土)
昨日はem打ち合わせ。最近いつも高円寺です。約月イチの飲み仲間と化しているので、高円寺は色々お店が多くて面白いです。そろそろプロモ動き出すということで色々相談したり。資料やサンプルを渡したり。よく考えたら略といいつつeとmは離れてないんですね、mとwも離れてないけど。そういえば自分はNEW WAVEをNEWWAVEって書くのが好きです(笑)。

もう寒くなってきましたねー。今年もう1回くらい釣り遠征行きたかった気するんだけど、リリースに向けて色々やることあるし、寒くて動く気力落ちてきたので無いかな〜。秋が一番釣れるんですけどね(笑)。

amazon配信はじまりましたね。試聴はしやすいけど、絵(ジャケ表1)が見えないからアーティスト単位で見てると何がなんだかわからないな。
しかしiTunesも結局DRMフリーだしみんなネットで交換しちゃうよな〜。あともう気持ちだけですよね。貰うより、好きだから買うほうが嬉しいってくらい、そのアーティストやレーベルなんかが好きっていう。ジャケのセンスも含めて好きだからパッケージで買いたい、また次の作品も楽しみ、っていうファン心理。だからやっぱりアイデンテティーですよねー。広く薄くはいらないな。
幸い僕も海外はまだジャケも含めてアート性でめちゃファンってレーベル(アーティスト単位はそんな強くはいないかも)があるから楽しいです(国内はCRUE-Lとか常にジャケもアート性が感じられるレベル高くて、音も同様に深くてほんとに好きだったんだけど、最近全然出てなくて残念)。それはCDで買います。まぁそれ以外の試しに近い引っ掛かったものもまだ基本CDで買ってますけどね、ダメなら売るって感じで。自分にとって配信のメリットは前はバイナルでしか買えなかったダンスミュージックの12"なんかが安く手軽に入手出来ることです。DJじゃないのにでかいレコード買って(しかも高い。シングルで1200円とか。収録は同トラックのdubバージョンだったりするので、めちゃめちゃ単価にして高いです。しかもそれを結局PCに録り込むという(笑)。アナログの音が太くていい、とか自分にはあまりメリットないです。最終段階がデジタル非圧縮のデータで固まってるものでないとマスタリングなどエンジニアリングの参考にならない。でもレコードで何かかっこいい雰囲気のものっていう夢はあったと思いますけどね)そういう諸々面倒があったので。でもCISCOみたいな自分に合ったダンスミュージックEPのいい情報源が今無いのであんまし買う機会無いんですけどね。だから今はアルバム単位のアートの捉え方の感じに戻ってきてるかなー。

これもまぁ今書いてた、作品としてちゃんと買いますよなぁというレベルの。ジャケも好き過ぎます。これはコラボ作みたいだけど、とにかく前作もそういう意味でとても良かったので、本当に印象が良いです。でDOMINOだしね。Four TetとかDirty Projectorsとか出してて、こんなの出して、アークティックモンキーズみたいな世に明るいものも出しちゃう。アニマルコレクティヴみたいな先駆者的なのも。
素晴らしいバランス感覚ですよね。アート性。
90年代はパステルズしか覚えてないけど、たぶんギターポップってことでしょう、出発は。こんな幅と一貫したアート性兼ね備えたとこ他に例が無い気がします(そしてビジネスとしても大きく成功している)。まあ僕がやっぱりUKに根差した感覚のものに特に強く反応するっていうのもあるけど、とにかく別に誰も知らない草の根をdigしなくたって、こんなにメジャー(なインディー)でも充分アートをシッカリ感じて現在進行の感覚を享受することは出来ます(僕は近年エンジニアリングばかりでその他が遅れてるので、これから取り戻さないといけないんだけど)。というかDJじゃなかったら、いっぱい聴いたって散漫になるから、これくらい確実にいいとこのだけを聴いてくのがいいんじゃないかなーなんて思ってる今日この頃。
と、全然この作品の話しじゃなくなってしまった(笑)。
11/11(木)
昨日はmwのサンプルSET組み作業。前回em作業1人でやったらなかなか孤独感があったので今回は助っ人に来てもらってやりました。発売までほとんど1人でやることになりそうかなーと思ってたんだけど、やはり人に協力してもらえるとありがたいですね。病気のことも仕事も一人で抱え込み過ぎだと言ってもらって、心が少し安心出来て嬉しかった。いつの間により内向的になっていた部分をフラットに少しづつ戻していけそうな気がしてきました。外に向かうことが予期不安より(完全に引き蘢りの発言..(笑))少しづつ楽しみになっていけそうな気がしています。
あと僕は今後もこの1人で向き合う日記(ブログは移行しますが)は続けて、常に等身大にリアルでありたいと思っています。勿論公にすべてのことを書くわけではありませんが、自分と向き合う大事な場所、人生→生活の中の大事なリズムになっているので。公(あまり多くの人は見てないと思うから気楽というのはありますが)に書くことによって、より間違ったことは書きたくないという気持ちから、自己の信念を再認識し、確信を強めていけると実感してます。

Jatoma、近年kompaktオリジナルアーティスト作品の中でもとても良い印象です。エレクトロニカ-kompakt的ミニマルのバランスも面白い。
デビシル、こちらもニカ要素あり。高木正勝のアルバムに収録の曲があった。デビシルNEWWAVE期のは何故か通って無いのですが、このアルバムは素晴らしいですね。燻し銀か。
Ulrich Schnaussこちらはニカというよりチルアウトですね。ニカシーンのようですが。昔カラーフィルターという日本のインディーアーティストがいて(まだやってたら失礼)こんな感じでしたね。あと歪みギターは入ってないけど、シューゲイザーの浮遊感でその辺のリバイバルとも関係あり。03Starsが好きです。でも個人的には井出靖のレーベルGrand GalleryのコンピOn The Beachに入ってたゆるいトラックが一番好きなんだけど。
11/6(土)
一昨日、著作権とか事務的なことでひさびさに須釜君(その名はスペィド)と連絡を取ったら、「明日イベントがあるから来なよ」と呼んでもらったので、昨日ホントにひさびさにライブイベント行ってきました。もうすぐ諸々一新しリリースをするので活動再開ということになりますが、YMCKの2ndを最後に約丸5年休んだことになります。その間のことを思い起こすと、2006年の夏に最後のイベントをやってそこからはほとんど休止の状態に入っていたと思います。イベント後、坂本君とマック二俣さん家に遊びに行った帰り、地下鉄のホームで「これからは自分の目指したい世界に没頭したいから、恐らく数年は表立った活動はしないだろうし、今まで周辺のアーティストにイベントに出てもらったり協力してもらって出来ていた輪の雰囲気は終わることになる」と話したのをよく覚えています。あれから4年経過したのか。僕は2006年の春にはもう自宅スタジオ作りにかかっていて、そこから2〜3年はエンジニアリングの勉強をしながら機材を入れ替えたりをやっていたと思います。方法論も含めると今度のリリースの音が現在の完成形とした場合、それに至ったのはまだここ1年くらいのことなのですが、2009年の秋までとしても3年半以上費やしたことになります、スタジオ作りとエンジニアリングの再勉強、それを兼ねた作品(2枚(+α)のフルアルバム)作りに。作品は今年の真ん中くらいまでやってましたが。それと特に2006年に休止して最初の数年はレコードの再digをかなりやっていて、NEW WAVE〜ブラコンはかなり買ってました。ブラコンはほとんど肥しにもなりませんでしたが(苦笑)同時にまだCISCOがあった頃、現行のアンダーグラウンドクラブミュージックにもかなり興味を示していて。90年代にオルタナティヴの括りと同軸で聴いていたテクノなんかの感覚が00年代はなんとなくぼんやりな感じになっていて、それがもっとコアに開眼した感じです。
話しが交錯してしまっていますが、”イベントに足を運んだのがひさびさ”の話しに戻すと、上記のことをしながら2007年からそれまで行ってなかったシーンのイベントに足を運ぶようになりました。元々軽い知り合いだったデデマウスが永田さんのレーベルからリリースしたのをキッカケに聴いてみたレーベルコンピに、ひさびさに本当のインディーズの良さという意味でかなりの衝撃を受けて、色々調べていた所、やけのはら君の手伝いとかをしていたいくし君と知り合いになって色々な人を紹介してもらったり。それで2007年はクラブ系のイベントにかなり行ってましたね(それとは直接関係ないのですが、この年にem(略称)の2人と出会ってリリースの約束をしてやり取りを始めました)。2008年もある程度行ってたと思うのですが、2008年の秋頃、それまでストイックにずっとやってきた音のことがある程度いい感じになってきて(実際はまだその頃は60%の完成度にも至っておらず、その後の1年で一気にレベルは上がるのですが)、さすがに音も聴き過ぎて疲れたなと、少し気休め的に自然回帰的な感覚になり、釣りをはじめてみた所、これがものすごく気分が良くて。そこから急にイベントなどに行くのが億劫になって、1人で釣りばかりしてました(ダメ人間ぽい(苦笑))。2009年も音楽と釣りばかりしてたまに友達と飲む、みたいなことのバランスが良くて、精神状態は過去最高に良かった気がします。この日記にも度々幸せだと書いてました(笑)。もうイベントは全く行ってませんでした。更にスポーツサイクル(クロスバイクですが)を購入し、遠出してみた所、これがまた相乗効果で良くて(タイミング良くソニーから自転車搭載可能なカーナビが発売されていたこともあって、自転車でかなりどこでも出かけてました(これは現在も。今は輪行バッグを購入し電車に自転車を持ち込むというかなりの凝り様です(笑)))。
2009年の後半にはほんとに音もやりたいことが具現化出来てきていたので特に良かったのですが、2010年今年から再始動の準備を始めた所、幾つかつきもののトラブルや休んでいたことのプレッシャー、その他何か自己の精神的葛藤と重なってか、メンタル系の病(全般性不安障害)になってしまいました。もう発症して半年経ちます。完全に客観視出来るので軽いとは思うのですが、どうしても完治しません。薬がよく効くのでそんなに辛くは無いのですが、薬の依存を恐れていたこともあって、頓服として調子が悪くなった時だけ飲む、というようにしていた為、ここ半年を思い起こしてみても、長く精神状態が安定していたことが無く、今年はトータルすると昨年のような明るさは無い感じです。1人で好きな所に行って自然の雰囲気等を堪能することが新鮮で最高に良かったのが、1年以上続けて新鮮さが無くなったのか、病が重なったこともあり人と会う量も更に減っていて、夏くらいから徐々に孤独感が出てきました。そんな中リリースするからには「お世話になっております」と、飄々とした普段の自分とは切り替えて対社会とやらなければならないわけで、実際に細かいトラブルも必ず多数発生する為(これは自分が向いてないだけかもしれませんが)、不安が過剰になるこの病を抱えていると、より大変な感じです。でもリリースするからには出来るだけのことはやりたいし、内向的な状態をなんとか変えていきたいなと、それまではイベントなどに声かけてもらっても断っていたのですが、長年の付き合いの須釜君に呼んでもらったので、気持ちを切り替えようと出かけてみました。高円寺HIGHというはじめてのハコ。自転車で行けるのでこれまた気が楽でしたね。
冒頭からここまで経緯を書くのにどれだけ長いんだって感じですが(笑)。
今井君(エイプリルズ)はこないだPyoknのイベントでも会ってたのですが、エイプリルズのライブも数年ぶりに見たりして。あと僕がやってた感じのイベントを受け継いでくれているbull君に、近年イベント誘ってもらっても連絡もしてなかったので悪かったなぁと思っていて、でも彼が僕がやってきたことレーベルの音楽やイベントを本当に好きでいてくれてそれをネットに書いてくれたりしてたのを読んでいて、とても嬉しく光栄に思っていたので、それを伝えたいなぁと思っていたとこ、会えて話しが出来たので良かったです。多くのアーティストやクリエーター(僕みたいにレーベル単位で動かすのも含む)はどんどん進んでいくので自分の過去は恥ずかしくなってしまうんです。僕の場合特にこんな若さの勢いでやったことですしね(笑)。でもその時その時は出来る限り面白いことをやろうと気を入れてやっているわけで、特に僕は「これは”明確”におもいっきりやれば伝わる」ということがわりと見えて楽しんでやれるタイプなので、それがちゃんと人に届いたのを実感出来た時はやはり嬉しいですね。
その後須釜君も帰って知っている人もほとんどいなかったのですが、僕がやってたことを知ってくれてるバンドのコ達も結構いて話しかけてくれたので、かなりの部外者なのに打ち上げまで行ってひさびさに楽しかったです。そこでもやはり僕のやってきたことがホントに沢山の人に影響を与えた、といった旨のことを言ってもらって。ただ調子に乗るわけでもなくホントに光栄で嬉しかったですね。5年もやってなくて疾うの昔に忘れさられてると思ってたのが、何か”伝説の”と化していて(笑)。
意外と生の声を聞く機会って少なくて、ネット時代だからやれたことで基本バーチャルなんですよね、イベントもあまりやってなかったし、ネットで情報発信してCDは宅急便でまとめて流通センターに納品するだけなので。僕は贅沢なのかお店にCDが並んで展開してもらっても、正直そこまで実感無くて。ネットの書き込みでも意見は見れるから嬉しかったことも多々ありましたが、人からダイレクトに声を聞くとまた違いますね。しかもタイムラグがあると逆に。その時の流行ってる感より浸透した伝説のほうが何か意味を感じます。
自分は今は結果や評価は関係ない、という気持ちでやっていて、実際に企画や作品を作る段階では”自分のやりたい気持ち”だけでその他の邪念はいらないと思っているのですが、フィードバックは確実にモチベーションになるので、最初から求めるものでは無いけど後に嬉しい気持ちにはなりたい、というのはあって、ちょっと考えを纏めるのが難しいですね。
それにしても「もう死んでもいいな〜」なんて冗談で言ったんだけど、ホントに少しそれくらいの気持ちになりましたね。まだやることあるので死なないですけど(笑)。前に病気になりはじめた時に書いたんだけど、自分は比較的様々な運にも恵まれてて好きなことを続けていくことが出来て、こうして評価してもらったりすることもあったりと、いくつかの要因で劣等感を感じずに生きることが出来ているけど、別の一辺から見たらかなりの社会不適合人間で。変わってる(=社会不適合)から人と違うことが出来るんだーみたいなことをイージーに思いたくは無いのですが、とにかく自分が力を発揮出来ることを集中して頑張りたいと思います。
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