(C)2002-2*** USAGI-CHANG RECORDS. All Rights Reserved.




<筆者profile>


AKIRA SUZUKI
'76年生まれ/AB型
USAGI-CHANG RECORDS代表
レーベルプロデュースと併せて、作・編曲、エンジニアリングなども行う。
現在MISSWONDAの2ndアルバムを製作中。
UK NEW WAVEからアンダーグラウンドなテクノ・ハウスまで様々な音楽を好みます。
メッセージなどはCONTACTもしくはmixiから。
<SNS>
mixi / myspace
<demo>
1/2/3/4
RSS1.0
「歌とワインといろいろな声」MISSWONDA

「虹の彼方へ」未知(macdonald duck eclair)

「microckのツッパリ西遊記 コンソメ味」micro mach machine

「Latest Review」AKI (USAGI-CHANG RECORDS)

7/25(日)

今日は友人と六本木ヒルズでのアクアリウムのイベントに出かけてみました。ネットで見かけて興味を持って行ってみたのですが、展示してた水槽は10〜20くらいで。もっと100くらいどどーんとあるのを期待してたのですが..。でも夜ミッドタウン周辺で水と光のイベント(ディズニーシーとかでありそうなののプチ・バージョンって感じ)をたまたま見かけることが出来たり、ヒルズのビアガーデンでベリーダンスを観ながら飲んだりと夏の雰囲気を感じることが出来てなかなか良かったです。
リリース関連準備はもう全体の98%くらい終了、残り大詰めの大詰めをやってるとこですが、病のこともあるし精神的に追い込み過ぎないようにマイペースにやろうと思ってます。ほんとは年末までにリリースする為にはタイトに、とかあるんですが、現状そういう生き方は出来ないですね。といってもあと2、3週間だろうなぁ。最近ずっとエンジニアリングが多かったんですが、今ひさびさにちょっととある企画でトラックを作っていて。自分が新たな方向性でやりたいトラック作りのモチベーションはどんどん上がりまくりだったんですが、いざやってみると難しくて。今まで手慣れてなかったことをアーティスティックに、となると頭の中で気持ちが先行してたようには簡単にいきませんね。最初乗り出すまで苦しくてやっぱり自分がトラック製作していくアーティスト活動は難しいかなと、もっと他アーティストのディレクション的プロデュースやエンジニアリングのみでやっていこうかなと思ったりもしたんだけど(こういう時人生で時折ありますw)、やっとアートとして見える世界が出来てきた。この雰囲気・世界が創り出せてればいいなと、これからも自分の音源も作っていこうって気になれました。まだまだ手慣れてなくてイージーな部分もあるんですが、言葉では表現出来ない”この良さ”が出せてればアリだなと思えるものがあって。自分で良いと思えるものが出来てくると本当に楽しいしやりがいがあります。そのかわり出来ないと苦しい、作曲やトラック製作にはその産みの苦しみがあって、いっつもへこたれそうになります(笑)。エンジニアリングはその点楽で、好きな人の音だけ選んでやれる環境にしておけばやりがいもあって、クリエイティヴィティもあり、かつ上記のような産みの苦しみは全くといっていい程ない。リリースを長いことお休みしてますが、リリース企画やろうかってアーティストは変則・コラボ等含めると実は結構いて、エンジニアリングとプロデュースを必要とするケースも多いので、それだけやってったほうが気楽だなってのはしょっちゅう思ってます。自分のものはストイックになり過ぎたり、過去のものの稚拙さが気になって嫌になったり、苦しいことが多いんですが、そもそもエンジニアリング集中して再勉強し始めたのも自分のやりたい音楽がエンジニアリング的なこともリンクして自分でやりたいものっていうのがあったからで、やはりそれはやるべきなんだなぁと思い直したりもしててしょっちゅう葛藤してる。これからどんどん深まるとその辺より難しくなりそうだなぁ。誤算があったのはエンジニアリングが納得したら結構何やってもすぐ納得いくものだと思ってたんだけど、全然そんなことないんですね。アレンジも同じだけ重要で。まだまだちゃんと納得する境地まで行くには時間かかりそうですが、イージーさと共に面白さもあるものは現状でも作っていけると思うので、何かと機会を作ってトラック製作はしていきたいと思ってます。これからは未発表のデモでなく、配信であっても公に発表していくもので作っていきます。

JAMES YUILL前作はプリンストーマスがRE-EDITした曲が好きだったものの買うまでには至ってなかったのですが、なんと1st付の2ndスペシャルエディションが出てたのでそちらを購入しました。もちろん2ndが良かったら買ったんですが。こんな売り方しちゃうとこにも時代を感じますね..。School of Seven Bells、前作よりモロにマイブラ、4AD辺りの感じになった気がする。trk4鳴らした瞬間の鳴りなんかは結構ウケましたけど、Half Asleepに匹敵する曲を求めてたからなぁ。今回はそこまでは無いぽいですね。あとドラムの鳴り(音像作り込み)なんかはちょっと退化した気もする。前のほうが若干ニカぽかったかな。ヘッドフォンで聴いて音全体の情報量はちゃんと気持ち良く聴けて良かったですけどね。カヒミ前作は聴いてなくて結構ぶり。すごく良いアンビエントアルバムだと思いました。結構もろにマーチンデニーみたいなのあったりして、こんなモロにやるんだ、なんて思いましたけど。テイトウワMIX。このシリーズ、唯一ムードマンがやったやつだけ好きだったんですがw、砂原さんのリミックスがまとまりの美学みたいなのがちょっとあっていいかなぁと、悩みましたが買ってみました。意外といっては失礼ですが大沢伸一のトラックも結構面白かった。大沢伸一アッパーなエレクトロなのにAbleton liveのおもちゃみたいな音でなんかそれが面白い。森さん(やはり10年くらい前はかなりリスペクトしてた)のajapaiはちょっと良くわからないなぁ、この辺の人で一番わけわからなくなったなぁ..。あと個人的収穫があったのはtrk9くらいですね。これはいい。
7/18(日)
全般性不安障害ぽいやつ(メンタル系のは”カゼ”とか”骨折”みたいにハッキリしないこともあるので、診断されてだいたいそんな感じってので受け止めてる)になって早2ヶ月。ただクスリ飲んでるだけでは現状維持のままで良くないなぁと自律神経の調整に良いとされてることを生活の中に取り入れてみてるのですが、結構効果ありそうなワザを知り実践していて、だいぶ良くなってきた気がします(この辺りは完治したら書きたいと思います)。とりあえず漢方は保険が効かなくてめちゃ高いので、最小限の精神安定剤で保って生活療法で治していくかなという現状。
とりあえず医者が最悪でしてね〜。自分の治療方針に逆らうとキレるんですよw。こっちはメンタル系の患者なのに。結局のとこただクスリ飲んで完治せず何年も来る患者がいれば楽に儲かるから、余計なこと言わずクスリ飲んでろって感じ。カウンセリングしないタイプの精神科/心療内科ってただクスリ出してるだけなんですよね。なのにクスリ代より診療代のほうが高いw。なのでその辺も突っ込んでだいぶまとめてクスリもらうようにはしたんですが、だいぶしぶってましたね〜。
とりあえず音源のほうはmwもほぼ完成!ってとこで、ちょっと時間かかって疲れたんで最終確認はせず寝かしてあります。1回通して聴いて問題なければOKってとこ。しかし色んなことやってたとは言え、着手してから4年は経過してますからねー。音としてはもうOK!って感じで数日前に完成した気にはなったんですが、だいぶ感慨深いものがありましたね。ゆっくりきててもうほぼ出来てたとは言え、出来た!ってのは随分気持ちが違いますね。しかも最後の最後でマスタリングに奇跡起きて全体がいい空気でまとまって。このおかげで納得度はかなり上がりましたね。
これでやっとまた気持ちが次に進めそうです。これからリリース関連についてはちょっとした企画をまだまとめなくちゃいけないんで、もうちょっと作業残ってるんですが、かかっても来月半ばまでというとこかな。そこからいよいよ諸々の準備、というとこです。あまりに並行するとわけわからなくなっちゃうんですが、1つ1つ着実にやってけばうまく出来る気がしています。頑張ります。
7/11(日)
カイリー新譜購入。ジャケも好きです。内容はPOP全開で気持ち良い。あえて次の新しさとか無理して狙わない姿勢に潔さを気持ち良く感じました。80sから近年までの良さを総括したような内容。メロディアスで充分に良いこのスタイルでの普遍性、エンジニアリングで最低限古くしない、ある程度金太郎飴でも突き抜けてく爽快感、これだけでも充分に良さを保てるのだなと思いました。前作はわりとエンジニアリング・アレンジともに時流とのリンクをもっと意識したものだったと感じてましたが、今回はもっと大枠でのものを感じました。まぁこの辺は関わってる製作陣なんかに大きく起因するとこなんでしょうね。調べてないのでわかりませんが。
Immer3、kompakt MICHAEL MAYERのMIX。頭のCortney Tidwell/Don't Let Stars Keep Up Tangled UpのEwan PearsonのビートレスMIXのただならぬ雰囲気・美しさにかなりやられすぐさまiTunesでRadio EDITを購入しましたが、よく調べたら!K7のEwan Pearsonのworks集でロングバージョンを持っておりましたw。まぁマスタリングも全然違うしいいけど。Ewan Pearsonのworks集Piece Workは購入当時マスタリングが好きじゃなくて全然聴いてなくて。こんな素晴らしいトラックに気付いてませんでした。数年経っての発見。こんなこともありますね。これ現在僕の中では神トラックですね、こんなの作りたいw。Piece Workのマスタリングも当初この辺りのトラックに期待してたアナログ感や奥行きが無くてがっかり(昔池田正典氏のMIXCDでSeelenluftのリミックストラックを聴いてその世界観の良さにかなりやられていたのですが、その質感が全く出ておらず。あれはEDIT過程(バイナルからの取り込み等)やマスタリングで出来ていたものだったのだな、と)してたのですが、そういった相対的なことを抜きにするとこれはこれでレンジ狭くわりと板ぽいですが、個性あって悪くもない気もしてきました。とりあえず僕Ewan Pearsonの感覚って特に近い指向を感じる部分が多いですねぇ。ニューオーダー的なNEWWAVE感直系でテクノの硬質感とハウスのMIX感というか。
あとやはりkompaktの伝わってくる美学がやはり素晴らし過ぎるな。最近は草の根に全然掘ってなくて、domino,warp,kompaktこの3レーベルがなんやかんや言っても一番良いなって感じです。老舗でありつつ時代に沿って常にクリエイティヴィティ溢れる作品をリリースし続けてる所が素晴らしい。MICHAEL MAYERのインタビューを今検索して見てみたけど、自分の好きな音楽の人のインタビューで違和感を感じたことが無いな。まぁ日本の人はたまに例外もありますけどね...(会ってもっとがっかり、とか)。
過去の日記
10/06 10/05 10/04 10/03 10/02 10/01
09/12 09/11 09/10 09/09 09/08 09/07 09/06 09/05 09/04 09/03 09/02 09/01 08/12 08/11 08/10
08/09 08/08 08/07 08/06 08/05 08/04 08/03 08/02 08/01 07/12 07/11 07/10 07/09 07/08 07/07
07/06 07/05 07/04 07/03 07/02 07/01 06/12 06/11 06/10 06/09 06/08 06/07 06/06 06/05 06/04
06/03 06/02 06/01 05/12 05/11 05/10 05/09 05/08 05/07 05/06 05/05 05/04 05/03 05/02 05/01
04/12 04/11 04/10 04/09 04/08 04/07 04/06 04/05 04/04 04/03 04/02 04/01 03/12 03/11 03/10

TOP | USAGI-CHANG? | CATALOG | LINK | ?????