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<筆者profile>


AKIRA SUZUKI
'76年生まれ/AB型
USAGI-CHANG RECORDS代表
レーベルプロデュースと併せて、作・編曲、エンジニアリングなども行う。
現在MISSWONDAの2ndアルバムを製作中。
UK NEW WAVEからアンダーグラウンドなテクノ・ハウスまで様々な音楽を好みます。具体的にはココとかココのfriendを参照。
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「歌とワインといろいろな声」MISSWONDA

「虹の彼方へ」未知(macdonald duck eclair)

「microckのツッパリ西遊記 コンソメ味」micro mach machine

「Latest Review」AKI (USAGI-CHANG RECORDS)
2/27(金)
Lisa Lisa & Cult Jam With Full Force
こんなやばい(?)のを月1くらいで発掘して聴いてったりするとまた随分感覚変わるんだろうなーとふと思ったりしましたが、月1はどう考えても無いよなぁ。
なんか10年くらい前はテイトウワとか砂原さんとかがこういうのを色々紹介してたイメージあります。なんで自分は今まで聴く機会無かったんだろ。調べたら85年に大ヒットしたって書いてあるので、全然レアでは無いってことみたい。こんなの皆知ってるのか(笑)。DJでははり定番アイテムみたいですね。ちなみにコレです。1と4。
良いと思ったのはリアルNEW WAVE期に、90年代以降テクノとかエレクトロの気持ち良さに繋がる音像(というか音組み(?))のプロトタイプがあるってこと。音数少ないからスキマ感じられてそういう風に感じられるんだと思うんだけど。あとコンプの使い方もいい。のでゲートばっかでもださ80sに終わってないと思いました。まあめちゃめちゃださいんだけど(笑)。ラーバンドくらいのいなたさですな。。
しかしとりあえずアフリカバンバータよりは音いいだろとか思い(笑)今レコード探してみたけど全然見つからない。もうめんどくさくなりました。
なんか最近変なのを聴いてなかったので、シャレの部分、みたいなものを忘れていたんだけど、実際今世の中的にもそういうバランスが存在しないですよね。面白いのは面白いので楽しみたいですけどね。現役だとクリストファージャストくらいかな、思い付くのは。
2/25(水)
Everything But The Girl - Old Friends

今現在の自分でEverything But The Girlの一番好きな曲は何かなと考えたらこの曲でした。そもそもこのアルバムWorldwideが好きなアルバムで。僕にとっては初期のネオアコ、後期のドラムンベース〜ハウスより、中期のブルーアイドソウル/AOR的普遍的POPSのこの時期のものが一番強いです。メロディアスだけどこれでも渋いというイメージ。僕にとっては渋く美しいものが一番揺るがないものです。いつでも変わらないこのバランス。日本の曲だと良い曲はいっぱいあるかもしれないけど、この安定感があるものは存在しない。日本のPOPSのフォーマットでは出来ないことなのかも。あとONE PLACEもとても美しい曲です。こないだ91年のことを書いたけど、これも91年だった。たまたまです。
2/22(日)
Amy Grant - Galileo

松田聖子と小室みたいな曲(笑)最高。シンコペーションせず12拍もひっぱるサビメロ(しかもなぞりベル)その後6度マイナーからの泣き下降(勝手にコーラス入れたくなるくらいw)完全にやられました。NEW WAVEやブラックコンテンポラリー(ださいので略さずw)の香を残しつつ新たな時代90年代の幕開けみたいなこの空気は意外と短くて92年くらいまで(もうグラウンドビートからブレイクビーツのR&Bもクロスしはじめてる)。個人的にはこの色は91年が一番濃いと思ってます。この曲を今の歳になって初めて聴いたとしても、琴線に触れるこの感覚はやはり世代ならではのもの、その当時の臭いが郷愁を誘います。自分にとって(ほぼ)すべてが詰まっている90年代という時代の文化をこれからまたどう考えていこうかな、と。時流・トレンドはおそらく肩押し程度30%くらい、それよりもっと内にあるものがどれだけ出てきて、どう付き合っていくのかなみたいなことを考えています。
2/17(火)
サンレコでスターリングサウンドの巨匠達のマスタリング共演が聴けるというなかなか凄い企画があったので付録CD聴いてみました。直感で判断してみたかったので、サビ辺りをぱぱっと聴き比べてみましたが、CDの真ん中辺りのトラックに好きな音が集中してました。1番好きだったのはtrk4グレッグ・カルビ、2番目がtrk5ジョージ・マリノtrk6クリス・ゲリンジャーが同位くらい、3番目がtrk3クリス・アセンズという感じで、ほんとにぱっとしか聴いてないので気のせいとかもあるかもしれませんが、好みだとそんな印象でした。気のせいといってもtrk8レオン・ゼルヴォスとかあきらかに他とキャラが違って(良い音だけど好みと違いました。中域のまとめ方が)そういうのはすぐわかりました。トム・コインとテッド・ジェンセンが意外と好みじゃなかったのが意外でした。僕はやっぱ普通にハイファイで抜け分離が良くバランスいい音が好きみたいです。その上で良いダイナミクスがあって上がれるものが。グレッグ・カルビのはその中で特にアナログ的な気持ち良い音の濃さがあったので1番強く良いと思いました。トム・コインは昔から音の壁みたいな印象があって、その個性がこのソース、企画と合ってなかった気がしました。というか本領発揮してない!?
しかしサンレコ企画、CDプレスしてる音なのにやはりいつも企画のレベルを超えない気がするのは僕だけでしょうか。試しにこの手の音でiTunesに入ってたナタリーインブルーリアの音聴いてみましたが、全然クオリティ違いました。MIXまでの差か。
2/16(月)
Cocteau Twins/Blue Bell Knoll
何故今?という感じですが、シューゲイザーやネオサイケを掘り直してる、とかでは無くどっちかってっと90sPOPSを色々あらってて。というのがキッカケですが、コクトーツインズ聴いてなかった盤をいくつか試聴してみたとこ、意外と今の耳にも良さそうだったので何枚か買ってみてます。全くもって良くも悪くもない空気のようなアルバムもありましたが、このアルバムは頭のチェンバロのアルペジオからただならぬものを感じ(笑)どんどん聴いていくとやっぱり凄かった、です。今まで5、6枚聴いてると思うけど、圧倒的にこれが一番良かった。今のとこのベスト。ラスト2曲は特にやばい。真ん中くらいのアルバムということで、初期の耽美的な感覚をもったまま音のクオリティも上がってと円熟期だったのかもしれませんね。しかし10年くらい前だったらこの頃の4ADモノなんてみんな100円投げ売りみたいな状況だったけど、ネットだと今あんまし安くないな。ユニオン店頭だったら今も安いんでしょうか。もうさすがに行かなくなってしまった。あと90sPOPS/ROCKみたいなあまりに漠然とした枠ですが、そろそろそういう括りをまとめた書籍が出てもいいんじゃないかと思ってるんですが、調べたとこ良さそうなのは無いですね。感じとしては80年代後期から90年代中期くらいまでの主にUSとUKのPOPなものの空気をまとめたいんですが。こないだユニオンの人に(って行ってた、、)そういうのないんですかねーってちょっと聞いてみたら括りが広過ぎるみたいなこと言われたんだけど、シンコーミュージックから出てるディスクガイドシリーズのUK NEW WAVEっていう本はなんでもありのNEW WAVEをちゃんとカテゴリ分けして紹介してた。あれはスバラシかったです。あれだけばっちしまとまったものがあって、そこから90年代中期以降のオルタナティヴまでに位置するものをまとめられないということは無い気がするんだけど。NEW WAVEみたいな明確な言葉が無いからか。マドンナとパールジャムをまとめられないみたいなことを言ってたけど、全然そんなことないと思うんだけどなぁ。NEW WAVEからアーリー90s、90sオルタナティヴとクロスして移っていく感じが見えると面白いと思うんだけど。
2/14(土)
今日はemの映像の打ち合わせ。misswondaもem(初リリースなのでまだ一応イニシャル)もPVを作る計画をたてていて、レーベルに応募連絡をもらった映像作家さんとやりとりをさせてもらってます。はじめてのやり取りでどうなるかわかりませんが、なんでも積極的にやっていきたい気持ちです。すべてが良いものになると良いなぁ。
そしてこないだとりなおしたmw(めんどうなんでみんなイニシャルで(笑))の歌をあて(編集)なおしてみた。こんなにニュアンスにこだわったことないよってくらい、ほんのちょっとのとこをもっと有機的にしたいっていうのがあって、まるで映画監督がラストシーンにこだわって何カットもとる、みたいな。そんな感じで「儚くも、情熱的に!」とか何度もやってとりなおした所、前にとってあったテイクより断然良くなりました。息吹きが吹き込まれた感じ。大袈裟に言っても全然過言じゃないんですが、自分の現在までの曲の中で最も美しい曲で(おそらくこのことはリリースの頃にまた自分の日記(その時はどこかに移動してるかも)で勝手に熱弁することと思います(笑))丁寧に構築してきた良質なアルバムのラストを飾る、しかも更にそのしめの箇所なので、ほんとに映画のラストシーンをとるような感覚。自分の中での思い入れが他のものとは全く次元が違って、常にこのレベルの良さの楽曲を作っていけたら自信も何も気持ち的に全然違うんだろうなぁと、それくらい絶対的なものがある(と思い込んでいる)のですが、そこまでのものはなかなか作れないからなぁ。数年前のNEW ORDERの解散が齎した奇跡です(笑)。
あーなんか今日はまただいぶ恥ずかしい感じで書きましたな。たまに何も気にしないで思ったことをぱぱーっと書きたくなりますね。
2/13(金)
昨日はMISSWONDAのレコーディング。前に苦戦して録りきれてなかったとこや修正箇所のある曲等2曲を録り切りました。これでVocalRECはあと残り2曲。
ひさびさに1stをiPodに入れて聴いてみてるんだけど、今の気分だと最初から4曲目までが圧倒的に良い。特に僕が作ったinterludeの3と須釜君の曲を僕と坂本君で詰めた4の雰囲気が好きで、4はこないだ聴き直してたロイクソップのPoor Lenoみたいな雰囲気。なんだかんだでMIXも4が一番気にいってて、機材云々とは別の部分でつくりだせる良さの世界を改めて感じました。
5のarabesqueは一番いい曲かもしれないと思う程良い曲だけど、アルバムとしてはここからが飽きてしまって、その後全部の流れが全く納得いってない。5からもそこまでと同じだけのクオリティと流れの良さを感じられるものとして完成させられてたらもっと納得いくアルバムになってたかもしれないけど、納得いききれなかったから次作のモチベーションになったということで良しと考えることとしますか。
2/11(水)
HOT CHIPの昨年アルバムMade In The Darkが音硬くてあまり好きじゃなかったんだけど、compostのMIXCD future sound of jazz vol.10(ここ2年くらいで個人的BEST10に入る内容のアルバム。vol.11まで出ててそちらも同様にかなり好き。9以前は今の耳では聴けない。新作をかなり楽しみにしてます、あまり誰とも共有せず勝手にw)に収録の数年前のトラックがゆるくてかなり気持ち良くて。iTunesで2年くらい前のトラック調べてみた所、Boy from School (The B-Sides) - EPとColours (The B-Sides)が同様のゆるさで気持ち良かったので買ってみた。EPというかミニアルバムくらいのサイズで5trkと7trk。なんか編集版とかなのかな、よくわからないですが、曲がみんないいし、音が固い枠の中でやわらかくてアンビエント的な気持ち良さもあってすごく好きです。sebastien tellierみたいな気持ち良さ?これは前のアルバムWarningも入手しますかな。あとジャケット・デザインも良くて、なんか配信だとパッケージが無いからとにかくだめと思ってたけど、表1の絵がDLされてiPodに入って音聴きながらその絵を見てイメージ出来て、これはこれでいいなと思いました。iTunes+だと特に音質も気にならないし。+の質感はわりと僕好きですね。MDの質感に近い気がするな。個人的にはbeat portの質感はあまり好きじゃなかったので+1$払ってwav買うくらいならiTunes+でいいかなと思いました。
2/7(土)
Royksopp/Melody A.m.
wall of soundからのリリースは01年だったそうで、日本で話題になったのはもう少し後だったかな、日本というか世界への浸透の時期をちゃんと把握してないんですが、おそらく02〜03年頃、CSでSPACE SHOWERを仕事場に入れてて、そこでPVがよく流れてて。映像自体とても良かったのと、音も独特の陰のある雰囲気が良くて、マッチングも素晴らしかったのをよく記憶してます。なんだけど、何故か今に到るまでこの1st聴いておらず、そして何故か調べものしていた時にたまたま気になり買ってみました。日本盤のスペシャル・エディション(今や懐かしのコピー・コントロールCD。普通にリッピング出来ました)を買った所、素晴らしかった映像のmpgファイルが付いていて、改めて観たら2つはよく覚えているものでした。アルバム自体も凄く良かったです。この暗さは最高です。逆に2ndはリアルタイムで買ってたんだけど、好きじゃなくて。メジャーな音で、この真ん中に滞在する"もや"みたいなものが無くなってました。このまとまりが良い世界観になっていたのに。この"もや"を持ったままハイファイに発展することも可能だったんじゃないかなぁと思ったりもします。
2/5(木)
いやーアタりました。元々胃腸の腸のほうは強いほうで、腹痛・くだし等ほとんど経験したことも無いくらいだったのですが、鳥刺し・牛レバ刺しと、うまいけど危険な部位を連チャンで食べてたとこ、ついにやられました。
と、書く順が逆ですが、ノムラ君オカベさんマツダさんと琵琶湖へ行きうまいものを沢山食べていたわけです(詳しくはこっちとか参照してね)。近江牛めちゃめちゃ美味かった。美味いけどやられました。楽しみにしていたてこぎ船での水郷巡りも強風の為出来なかったのですが、付近を見た所天気が良ければ良さそうな景観だったので、また暖かくなったら北浦(茨城)辺りに繰り出そうかなと思ってます。こっちは釣り部を結成せねば。
しかしお腹、たいしたことは無いのですが、正露丸を飲んで数日経過してもあまり変わらないので一応病院に行ってきたとこです。まさか数日越しの食あたりになるとは。

Mr. OIZO/Lambs Anger
trk3がめちゃめちゃかっこいい。なんか数年前よりトータルコンプに突っ込む度合いが少し緩くなった気がしますw。前より聴きやすくなった。
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