(C)2002-2*** USAGI-CHANG RECORDS. All Rights Reserved.




<筆者profile>


AKIRA SUZUKI
'76年生まれ/AB型
USAGI-CHANG RECORDS代表
レーベルプロデュースと併せて、作・編曲、エンジニアリングなども行う。
現在MISSWONDAの2ndアルバムを製作中。
UK NEW WAVEからアンダーグラウンドなテクノ・ハウスまで様々な音楽を好みます。具体的にはココとかココのfriendを参照。
<SNS>
mixi / myspace
<demo>
1/2/3/4
RSS1.0
「歌とワインといろいろな声」MISSWONDA

「虹の彼方へ」未知(macdonald duck eclair)

「microckのツッパリ西遊記 コンソメ味」micro mach machine

「Latest Review」AKI (USAGI-CHANG RECORDS)
5/28(水)
Maximum Joy/Station Of Mxjy (Pps)
前に同名のレコード店が渋谷にありましたが、おそらくこれからとったのだと思います。ギターポップとか、なんかそんな流れが続きましたが、これ全然たまたまで。アンダーグラウンドclub musicのルーツの流れでチェックしました。オリジナル版初CD化ということで。2曲目のDo It Todayがめちゃめちゃかっこいいんです。でこれPOP GROUPの派生バンドということなんですが、自分はなんだかんだでそんなには聴けてないとこです。なんというか、精神的に強くないと聴き続けられないとこな気がする(笑)。(POP GROUPの)マークスチュワートのソロもかっこいいんですが、そんな感じでなかなか実際聴くことは無いです。でもすごいかっこいいのはよーくわかっています。これはESGですね、自分が知ってた感じだと。たぶんUSとUKの違いみたいなのあるんだと思うけど、ぱっと聴きはかなり近い。

宇多田ヒカル/Heart Station
宇多田特にそんなに好きなわけじゃなかったんですが、なんか好きな人が周りに多くて影響されて。勿論聴いたら嫌いじゃないんですけど。しかし歌詞が時折恥ずかしくなる(笑)。全体的にほとんど詰まってる感じだけど、逆に後半「ぼくはくま」と「虹色バス」の揺るさに癒されてちょこちょこそこが聴きたくなる感じです。虹色バスのピッチシフトぽいコーラスがかなり良い!気持ち良いです。しかし久々にJ-POP聴いたけど、宇多田クラスでも日本のは上下レンジ狭いのが随分印象的でした。MIX自体は当然相当良いんだけど。奥はスターリングの感じだと思うけど、かなり厚い。板みたいな厚さを感じます。逆にマドンナの新譜とか洋楽のHIP HOP流れのものは最近は特に奥行きは減ってる傾向にあるみたいですね。ジャネットもそんな感じだった。しかしあの感じは個人的には生理的に好みじゃないです。やはり空気や潤いを求めてしまう。古いかな。どちらにしろ90年代的な豊かさは標準には無いんですよね、宇多田ですら。自分にとって90年代がやはり大き過ぎますね。
しかし80sアングラポストパンクとJ-POP、相変わらず節操全く無いだけで意味はありませんが、、コントラストのセンスもよくわからなくなってきました(笑)。


Faye Wong ~ Separate Ways
カジヒデキさんの曲。資料によると2001年らしい。ギリギリカタコトの日本語が良い、かも。これはMISSWONDAの資料として改めてチェックしてました。良い曲。軽く妖艶な雰囲気に鮮やかさが加わって気持ち良いです。


Haywoode - Getting Closer (Ultimix)
そしてブラコン再発掘もそろそろ終盤に。これよくわかりませんが、めちゃめちゃかっこいいです。HaywoodeのLP自体かなり粒揃いらしい。


Narada Michael Walden - Divine Emotions
プロデュースモノは何持ってたか今ちゃんと把握してませんが、本人名義もスバラシイですね。


yoko oginome "you take it all away" narada michael walden
そしてオギノメちゃんもやってました(笑)。最高。
5/23(金)
Aztec Camera/Dreamland
またしても今はじめて?という感じですが、これ酷評、投げ売り扱いという記憶があり、見向きもしてませんでした。酷評したやつどいつだよ、みたいな(笑)。でも今ネットで評価見ても全然悪くないし、あれ?って感じです。たぶん10数年前、90年代半ばって80sはまだ負の遺産だったけど、何故かネオアコだけは80sのしょぼいのが神で、90年代まで続けた主に大御所の人のちゃんとした作品は”ちゃんとし過ぎてるからダメ”みたいなよくわからない理由で却下されてたような・・。こないだ書いたプリファブのも当時そんな意見を聞いたような記憶があるなぁ。ロータスイーターズの01年に出たアルバムも僕は悪くないと思ったけど、変わっちゃってダメみたいな意見どこかで見た。パステルズもポストロック化したイルミネーション(でも唯一無二な感じで良い、ポストロックとか関係無い感じ)がアノラックファンには同じようなこと言われてた気がする。ださいギタポ/ネオアコファンの人って変化を嫌うよね。
そんな感じでこれ、ものすごいしっかりしてるし、本当にスバラシイ作品です。坂本龍一共同プロデュース。坂本カラーに染められてるのかと思ったら全然そんなことないし、すごくいい相性。これを早朝の公園(都立の大きな公園)で聴いたらハマり過ぎてるくらいハマってて幸せになれました。プリファブの次にこれが来てもうホントに最高。こんないいのもうないよね〜。90sギタポ生き残りのは全部チェックしなきゃかな。ニックヘイワードは持ってるんですけどね。それも良質な作品でした。アズテックカメラは4thストレイまで持ってるんだけど、90sのもう1つFrestoniaもチェックしたい。その後ロディフレイムのソロになってるんですよね。ソロの最初のはニックヘイワードの同時期のと同傾向だった記憶が。
プリファブもそうだけど、ほんと逆に今聴けて良かった。今じゃなかったらこんなに感動しなかったかもなぁ。恋愛と同じで出会いもタイミング(笑)。
5/20(火)
Shin Nishimura/Identity Politics
所謂縦な感じのテクノで日本のこういうの(オーバーロケットとかTASAKAとか卓球とか)はどテクノってイメージ(実際そういうネーミングのイベントがあった。行ったことは無いけど)。よく女のコとかでテクノとハウスの違いよくわかんないって人もいるけど、これと乙女ハウスの違いくらいはわかるのでは、と思う(笑)。しかしこれとクリックの違いは自分でもよくわからない、というかクリック?一応クリックはハウスサイドからになって、これはやはり完全テクノだと思うので、違うのかな。でも点ぽいからやっぱクリック的?
それはどうかわからないけど、違う脈のものが似た要素を持ってきて結果同じようになってっての、たまに感じますね。ポストロックとバレアリックとか。たまに結果似てる場合がある。まあバレアリックってジャンルとかのカテゴリじゃないんですが。。そのルート辿って見てないと、もはや誰がわかるんだ?!ってくらい細かかったり、多いですよねー。もうこうなるとやっぱ人種ですよ、あとは。そういう音以外の情報、脈とかわかってる上ではじめて微妙な差違を感じ取れるわけです。音だけただどんどん投げられたらもう完全にわけわからなくなるな。
それはそうとこの作品センス素晴らしいです。ジャケがまた青に黄色の配色で好み。
5/16(金)
自分の使ってるケータイが2年半くらい前のものなのですが、型がもはや随分世の主流からズレているらしく、何このアンテナみたいなの?(正確には伸ばすアンテナは付いていないのだが、それ的な形になってる)とか人にばかにされるので(苦笑)機種変更してみました。普通皆さんどれくらいのスパンで変えてるものなんでしょうかねー。まあばかにされるから変えると言うと負けてるようですが、スタイリッシュなものはやっぱいいなということで。最近のすごく薄くシンプルなやつに。しかし高い。しかもまた設定いじったり覚えたりしなきゃいかんのかー、とか、電話と簡易的なメールくらいしか使わない自分には、外見だけの為には随分高い買いものな印象でした。
べつにケータイに対する意識が低いのはたいした問題じゃないと思いますが(しかし周りを見ても自分程低い人はいないのでは?!と思う、かも)、そんなことをはじめすべてが普通という線からはズレているようで。普段は全く気にはしていないのですが、ふとした時に、ズレている?というのがちょっと面倒に思うことありますねー。なんかやっぱ普通が良かったなぁとか。ズレているとか天然?とかいうことを個性的とかプラスな解釈で受け止めていかないとやっていけないのがたまに疲れる。コンプレックスでは無いと思うけど、なんでしょう、贅沢な悩みでしょうかね。わかっちゃったら確信犯なわけで、わからないから天然なわけだけど(笑)、ずっと自分のことはわからないままかーとかふとたまに思ったり。誰でもわからないんだよーってことかもしれないけど、ズレたのがわかんないってバカっぽくて何か嫌っすわ(笑)。
自分はズレているらしくても、人のことはよくわかるので、結構細かく人の変わっている所とか見ているのですが(出来のいい人の抜けてるとことか人間らしくて微笑ましい(笑))←そんな風に結局最終的に良い人は何でも良いって思うし、やっぱり自分はあまり人の変わっている所はわかっても気にならないですねー。だから特に突っ込まないけど、自分は突っ込まれるな。。
んー、こんなオレ的話し、ちょー自意識過剰ぽいけど、意外としない気もするので。
なんか最近変なことばかり書くモードになってきてしまったので、そろそろ修正しまっす。

Gildas & Masaya/Paris
キツネ関連のMIXCD、ということで、たまに聴くエレクトロの情報源としてはやはりコンピやMIXCDはいい。のでだいたい見かけたら買ってます。キツネのはメゾンのコンピがマスタリング随分おかしなことになってる、と音わかる人の間では言われていたのですが、これはローファイだけど、なかなか良い質感な感じします。
5/15(木)
Prefab Sprout/Andromeda Heights
Prefab Sprout/Jordan The Comeback
あまりに美しいのでオリジナルも買ってます。特に名盤らしい80sの2nd、3rdはベストに8割程楽曲が収録されていたので90sの2枚を。やっぱ他のアーティストのモノとは全然違う。ベストのこと書いた時の自分の記述とHMVのレビューだいたい言ってることが(というか結果的に内容が)同じなのですが、そういうことです。これと窓から投げ捨てたくなるようなどうしょうもない盤とを同じ高さに並べる人達がいたなんて恐ろしいなぁ。まあ窓から投げ捨てたくなるって主観でもあるけど(笑)でも自分の妄想だけでは無い、とさすがに生きていればわかる。なんか思えば自分は昔から見えない何か(敵?)と戦ってきたような、そして今でも戦っているのか?!よくわからない人生ですな..。思えばこのレーベル(USAGI-CHANG)も単に自分が進む為に興したものだったけど、伴って何かのアンチテーゼであったことは間違いない。だけど自分が撒いた種がまた予測もしてなかった結果を産み、その役目は終わったというか、時が経過して元々何に反発していたのかもよくわからなくなったり、そうこうしてるウチにやっぱり妄想だったのかな、とか・・。役目は終わったというかまた違う方向を向いているわけなんだけど。「これからが免罪符みたいになっちゃったら違うと思う」と知人に言われたんだけど、まだ自分ではハッキリつかない感じです。
まあそんなことリスナーの皆さんには全く関係無かったり100%理解されることでも無いんだけど。リスナーどころかちょっと違うシーンの人と話しても全く自分が思っているような見解は無かったりするもんなぁ。案外印象は悪くなかったり(笑)。何でやめちゃったの?とか言われますもん(笑)。結局自分が産み出したよくわからない妄想と戦っているだけなんだろうか。でも人生なんか皆そんなもんな気もします。よくわからないまま最後には死んでいくだけです(笑)。だからまあ逆にやっぱり自分が思った方向に向かうしかないわけで(考え過ぎてもわからんので)、今までもそうだったしこれからもそう、ということです。なんか生きざまって感じになっちゃいますねぇ自分は。やっぱこれしかやってないので。
いやー全くプリファブと関係無い話しになってしまいました(笑)。恐るべしギターポップ。なんかあれですね、猫がネズミを見たら本能剥き出しになってしまうわけじゃないですか、なんかそんな感じがありますね。何か反応せざるをえない何かが。
そしてプリファブ、美しいけどやっぱ痛いです。ギターポップの痛み、ありますなー。
この流れで当時の打ち込み寄りギタポ再度見直してみたのですが、あまり無かったもののギャングウェイとかどうかなぁと、、思ったんだけどやっぱダメだった。ギャングウェイが悪いわけじゃないだろうけど、やっぱ今の耳には音が悪過ぎる。プリファブはホント音いいです。メジャーなプロダクションじゃないとこの音は作れないんですけどね〜。
5/13(火)
Stoned Green Apples/Stoned Green Apples
CRUE-Lの新譜はもはや信者の勢いで買ってしまうので(笑)(100%では無いけど。8割くらい?)一応マイスペで試聴してみたもののほとんどよくわからないまま、購入。結構普通にミニアルバムくらいのサイズかと思っていたら、trk1と2が2分台trk3,4,5が1分台、trk6が5分台だけど半分くらい無音、というかなり勢いな内容でした(笑)。いきなりこんな感じの出すとこがすごい。かなりインディー魂みたいなものを感じました。ある意味90年代のアノラック的ローファイなインディーの感じ(ヨシノモモコとか?あんましわからないんだけど)がクルーエルのフィルター通していきなり出てきた、みたいな。しかしそういう印象だけで終わるかと思ったら、これがクセになりちょこちょこ聴きたくなるんですよね。いやいや面白いです。
5/12(月)
土曜日曜友人達と連休明け(避け)の小旅行へ。湯河原(伊豆より手前?神奈川)のほうへ行ったのですが、おもいっきし雨でした...。しかし露天風呂の温泉には入れて満足。翌日小田原城見学して帰りました。

Miss Kittin/Bugged Out Mix
こないだBoys Noizeので買ってたBugged Out Mix CDのMiss Kittinの買ってみました。2年くらい前のですが。ハードめフロア仕様なテクノで全編しめてるような感じでしたが、個人的にはなかなか楽しめました。基本的にリズムとベースしかほとんど入ってないっていう空き具合がまた良い。ミニマルでもコンパクトのとかアンビエント的に埋まってるの選ぶ傾向が多かったので。抜き差しシーケンス等もちょこちょこフックってくらいの感じで、ホントフロアの絵がそのままうかぶ印象でした。わかっているようでわかっていないことなんだけど、実際ハコで踊ってもらう為の仕様のclub music、club music基本はそれが主なわけですが、それを自分が一番音がわかるモニタ環境で聴いてやっぱり音の鳴り(質感・音像)は細かく聴いてもかっこよい、例えばリズムのアンビエンスの要素とかハコ鳴りで関係あるのかな?と思うんだけど、その辺の関連性とかどうなってるんだろう。キックのヌケとかバウンス感とかはグルーヴの軸なので直で踊る為に関係あるのはわかるんですが。clubで踊る為に最適な音像がそのままモニタ環境でもかっこいいものや複雑なものっていう事実が意外と意外です。ハコ仕様っていうとまずリズムはセンター寄りじゃないとバランス安定しないですし。踊らせる為だけに的を絞って考えていったらもっと大雑把なものになりそうな気もするんだけど、音はある意味繊細っていうか。トラックは勢いで作る感覚もあるんだけど、MIX(エンジニアリングの意味の)かなぁ。でも打ち込みでクリエーターがMIXまでやっちゃうことも多そうですよね、やっぱ。日本でアンダーグラウンドなclubシーンの人と接すると、なんかアヤシイ勢いとか(笑)、例えば弱っちい渋谷系みたいな人(自分もか?)とは全然違うんだけど、実際その人達の音を聴くと弱っちい渋谷系みたいな人よりある意味全然繊細なというか細かいとこまでかっこいい音作りしてたり。しかも別にすごい機材を使ってるとかじゃ全然無かったり。その変わり絶対機材は手足のように動かせる程使いこなしてるし、アイデア工夫もそうとうしてる。その上で勢いでやってる感じ。んー、感覚ってすごい。なんかそういうギャップなんかも含めclub musicに対する憧れっていうのはありますね。でも人種っていうのはやっぱりあって、黒人は白人になれないですし白人は黒人になれない。今自分がやっている音のフォーマットも自分が産まれてここまで来た経緯が絶対関係あるはずで、自分に染み付いているものだから、そういうものを飛び越えて変化することは出来ない。なので自分を客観的に見据えるっていうのはやっぱり大事なことで、その上で面白いと思える方向へ向上していけるのが健全なことだな、と思っております。ん、なんの話しからこんなとこへ飛んだんだろ(笑)。
5/8(木)
今日は知人のイトウさんに誘ってもらい、コミューンディスクの鈴木さん、360°レコードの虹釜さん他、地下音楽と称されるシーン(?)の方々と飲んでました。地下って何だ?みたいな。デデマウスとかよく地下って書かれてた。メジャーになってさすがに地下とは言われないんでしょうけど...。

Prefab Sprout/38 Carat Collection
何故今?という感じですが、今ハマってます。キッカケは売るCDを整理していて聴いてみて、なんですが、CD棚に入ってて全く聴いてない盤だったんですね。昔触りを聴いて自分の中でダメな感じのする括りの臭いを表面に感じてしまい、そのまま封印、みたいな。自分の中でダメなっていうのは、20代前半の頃に触れて感じた何か、なんですが、まあここで思い起こして行くとひたすら毒舌になってしまうので(苦笑)。いつになっても負のイメージだな。例えばリアルタイムにイギリスで文化を体験出来たらどうだったんだろう。
括りに違和感を感じるっていう、これは何でも繰り返すテーマだとつくづく思います。
リバイバルがあったことはそんなに関係無いんですが、シンセでPOPなことやってきたわりに意外と80sを知らなかったっていうのが数年前まであって、それで改めてNEW WAVEを勉強し直してました。これがすごく大きくて。たぶん今やっとプリファブ好きになれたのも、フラットにNEW WAVEっていう枠を見直せたからだろうな、と。そしてギターポップの多くはブルーアイドソウル的でもあります(その枠で捉えられてるかは別として)。各々が重なる接点が面白い。
おかしな何かのせいで10年も聴くのが遅れてしまったわけですが、そんなおかしな何かにも負けなかったエブリシングバットザガールをはじめとする素晴らしいアーティストも、自分の中で10年以上も経つと完全に染み付いてて。普遍的な良さを感じられても、もう新鮮なマイブームになれることは無い。ので、経験がついた今はじめてちゃんと聴けたってのもそれはそれで面白いものだなと思ってます。
しかし少しちゃんと中まで聴いてみるとこれは本当に素晴らしいバランスで音楽性豊か、ここまでのものは少なくとも(80s主にUKの)ギターポップの枠には無いんじゃないかなと思いました。何故今まで気付かなかったんだろう。少し耽美な方向性(メロと女性コーラスが本当に美しい)とNEW WAVEとして完全に個人的好みのcoolな音色で浮遊感のあるギター&シンセ、やっぱし今聴いてより現在指向にフィットして入ってきてる感じあります。最高です、いっぱい聴きます!
5/4(日)
Mad Professor Captures Pato Banton
まずジャケの色合いが最強に好きな組み合わせ(笑)この時点で50点近く僕は出してしまうのですが、内容も最高です。が、RecaptureってのとのカップリングCDを買ったのに6曲しか入ってないバージョンで。HMVに入ってませんでしたよーって言ったら返金しますので送って下さいみたいな感じで。送るってどんだけめんどくさいことやらすんだという感じで泣き寝入りですわ。

Stevie Kotey / Dj Kent/Rools For Rules: Vol.1
ディスコダブといえばこのレーベル、ということで日本のAltzなどもリリースしているUKのBear Funkの2枚組MIXCD。こないだソナーコレクティヴの辺境系(?)コンピでも書いてたLexxからはじまり(2年くらい前にしっかり12"まで買ってた)ひたすらディスコダブって感じですね。リンドストローム関連も入ってる。

Michael Jackson/Dangerous - Remaster
坂本君のオススメで。すばらしくバブリーなジャケ。マイケル意外とオリジナル聴いてませんでした。1stとスリラーくらい。ニュージャックってジャネットのですらどれも同じに聴こえちゃうくらいどれも同じ感だと思ってたんですが、これは確固たるものがありますね。質感も他のものとは全く違う。でも基本なのはやっぱこのスカスカなとこに良い間で入ってくるリフとか、たまにうす〜くPADが入ってふわっとしたりって、ブラックミュージックの基本ではあるなと改めて思いました。

Loose Ends/Little Spice
ブラコン相変わらずちょこちょこ掘ってますが、これはUKソウルなんですね。10数年ぶりに聴きましたが、やはりUK特有のスムースでちょうど良い感覚ありました。やはりトーキングラウド辺りを彷佛とさせられるものがありましたが(あっちのほうがもうちょい後かも)、スタイルカウンシルまでも同じ臭いを感じられた。まずまずな感じです。
5/2(金)
リアルプレイヤーの最新版でmyspaceとかWEB上での音声や映像データ気に入ったものをダウンロード出来ちゃうみたいですね。myspaceってページのほうからはダウンロードさせるかどうか任意だったと思うんだけど、全然意味なくなっちゃうじゃん、って気がする。便利だけど、タダで落とせて、音質はともかくパソコンですぐ聴けたらますます音楽買う意味が無くなっていく気が。iPodとかには簡単に移せないのかな。ラジオはテレビと同じように受動的だけど、ネットはやっぱ違うと思うので、データ垂れ流しは良くないと思います。試聴は便利だと思うけど、フルだもんなぁ...。
関係ないけど、今電気工事屋さんが来るまでの暇つぶしにこれ書いてます。電気のことなんて勉強したくなかったのに、自宅スタジオちゃんとやるとホント大変。。と、来たみたいなのでこんなとこで。
・・・そして諸々検証やら簡単な工事やら終わった後、昔イベントに出てもらった○○(あーまた名前忘れた。。異国の方の名前はほんと覚えられません、自分。すいません)が来ているので飲み会を、とエイプリルズの今井君に誘ってもらったので、新宿へ。ひさしぶりの人と沢山会いました。半年くらいごとには会ってるんだろうか、ツグミサンは半年ぶりと言っていたがあきらかに10ヶ月くらい経ってる(笑)。時間はどんどん流れていきます、感慨深いものです。
しかしこの動き始めるまでの準備期間、時間が経ち過ぎていることで無理矢理切りをつけないといけない状況でなく、今本当にやりたいことがやれる環境とそれを扱える技術レベルにまさになった(まあちょっとトラブルあり電気業者来てましたが...)のです。これは本当に感慨深いです。粘って良かった。今の自分の音源には自信ありますね。と言っても全く恥ずかしくないということであって、アレンジ等これからのばしていくことも沢山。そのことにも余裕を持って向かえそうな、すごく安心感のある気持ちです。少し突っ込んだことを書くと、これからは楽器の音色自体の選定がすごく大事になってくる段階に自分は来てます。打ち込みがベースにある所にどう生的なものをmixするか、生録りじゃなくても今はDAW上で同じことを再現出来るようにどんどんなってきているので、そこを扱う技術レベルの向上とか。またそういうものとその他のもののバランス感も大事です。今はどんなしょぼいシンセだけで作ってもかっこよく出来るようになったので、これからはソースのほうですね。
まだ今自分が作ってるMISSWONDAのトラックなんかは音色自体はインディーぽい(インディーぽいっていうのは前の意味で)。ただそこに説得力のある質感を入れられるので、インディーぽさの表面をコーティングしたような面白さもあるのですが、これからは更にその辺のバランスを複雑にしていきたいという狙いがあります。結構その点に関しては今一緒に製作をやってる他の人のほうが進んでますね。そっちから見習ってる感じで、僕はエンジニアリングのほうを詰めてとなかなかいいチームワークです。
と、誰に聞かれたわけでもないのに勝手に語ってしまいましたが、とにかく正しく進めているなという実感があります。今、かなり面白いです!

Soulphiction/Do You Overstand
ひさびさに感覚的に音楽がかっこいいと感じられた作品でホントスバラシイ。確信犯なのか、完全にムーディーマン的な方法論というかそのまんまなんだけど、やっぱ今の音だからその辺のサンプリング的ローファイさをハイファイに処理してるバランスもスバラシイ。ローファイというかアナログ的な味を高解像度でハイファイに処理するのがやっぱ一番面白いと感じるんだけど、アナログ的なもの(って一言で簡単には言えないんだけど...いいものの話しで)の奥行き感とその奥に潜む世界観みたいなものが広いレンジで奥まで見えた時にかっこいいと思うんですよね。個人的には。まあべつにアナログっていう問題だけじゃなくて、そういう味のあるいいものになる要素っていうのはいくつもあるんだけど。でもやっぱアナログ的ってのはデカい。かっこいいMIXCDもアナログ(レコード)からひろってハイファイにマスタリングしてるからかっこいい。これは上記図式と全く同じ話し。
とにかくこれはもう今年のBEST5には入るんじゃないかなってくらいいきなり気に入りました。ソナーコレクティヴ、前から好きだけど、硬派にクロスオーバーとアンダーグラウンドなバランスって感じでまずまずって印象だったんだけど、ここまでかっこいいと思ったものははじめてです。ってかなりアンダーグラウンドなんだろうけど。最近ますますメジャーなものとアンダーグラウンドなものの差違が自分の中で無くなってきました。
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