(C)2002-2*** USAGI-CHANG RECORDS. All Rights Reserved.




<筆者profile>


AKIRA SUZUKI
'76年生まれ/AB型
USAGI-CHANG RECORDS代表
<favorite>
SMD/Star You Star Me/
Ewan Pearson/deetron/
GusGus/Lindstrom/
Rex The Dog/kompakt/
Winding Road/Compost/
Sonar Kollektiv/
Bear Funk/Cr2/
Nu Groove/New Order
(incl.The Other Two)/
Dave Stewart & Barbara Gaskin/The Rah Band/
Everything But The Girl/
Yoshinori Sunahara/
Takagi Masakatsu/
Hiroshi Watanabe/
Cycheouts Ghost/
Cherryboy Function/
aM/aus/etc...

<SNS>
mixi / myspace
<demo>
1/2/3/4/5
RSS1.0
「歌とワインといろいろな声」MISSWONDA  「虹の彼方へ」未知(macdonald duck eclair)
「microckのツッパリ西遊記 コンソメ味」micro mach machine

「Latest Review」AKI (USAGI-CHANG RECORDS)
12/30(日)
昨日は昨年に続きabcdefgレコードの忘年会へ。直接の関係者じゃないのにもう長年の付き合いということで何の違和感も無く呼んで頂いてます。しかし例により歯がキケンなので酒を一滴も飲めず。ですが楽しく過ごして、今日も一緒に東京観光をしてきました。浅草神谷バーの洋食から月島もんじゃまで食べまくりかなり楽しかったです。
明日からまた出かけますので、今年最後の日記ということで。いやーホントにホントに1年1年が早い!しかし色々と変化して進んではいるので、やってくしかないって感じです。来年は色々計画している事をちゃんとカタチにしていきます。あととりあえずもうちょっと作業効率も上げていかないとという感じで。どこで情報を切り捨てるか、どういう風に時間を使っていくかってのをホント改めてよく考えなきゃいけない時期に来てると思っています。ということで、良いお年を!
12/26(水)
YUKI/ワンダーライン

YUKIの打ち込み系の曲は完全に型が出来てきた感じですね。毎度好き過ぎる...。そして近年よりリズムキットのヌケが気持ち良くなってて最高。倍音歪みでバキバキ。
12/25(火)
447[1] Babyface/Playlist (HMV)
最近クリックとかミニマルぽいのばかり漁っていたので、普通に良いものがまた染みます(笑)。たしかジェームステイラーのカバーが2曲とどこかに情報あったんだけど、1曲しかわからなかった。ですが全体そんな優しい雰囲気で。この「ふわっと」いいねーって感じが意外とひさしぶりでした。

813[1] Kylie Minogue/X (HMV)
前に試聴して近年マドンナとか同路線でそろそろこういうのもいいかな〜と思って聴いてなかったんだけど、知人に借りた所めちゃめちゃ良かったっていう。なんて言うか音良過ぎないのがイイ。海外R&Bとかに多いんだけど、いい感じにレンジ狭い具合があって、この”納まり感”が面白く感じます。全編同じ質感だけど全然気になりません。

686[1] Herbert/Scale (HMV)
昨年リリースのアルバム買ってみました。これもR&Bのそれとは若干ニュアンス違うけど、やはり納まり感があってそこが気持ちいいんですよね。壮大なオーケストレーションとか書かれてるけど、軽いですよ。虚構感というか。勿論良い音なんだけど軽い質感に存在してるから面白いんですよね。頭4曲くらいと、あと8曲目がめちゃめちゃかっこいいです。

そういえば↓のワタナベヒロシのアルバム2007年1月発売でしたね。なので全部今年のアルバムでした。
12/23(日)
クリスマスということなんですが、相変わらず歯の調子は微妙です。お酒もやっぱ恐い!抗生物質効かないし。
去年はやらなかったんですが、今年聴いて特に強く残ってるアルバムを書いてみようと思います。BEST5で。買った時期順です、順位ではありません。だいたいが発売に近い時期に買ったものでほとんど今年発売のものです。

item182897p1[1] Hiroshi Watanabe/Genesis
これだけ2006年後半発売だったと思います。2月頃買いました。これまではCrue-L関連のリミックス等で何度か音聴いてたんですが、オリジナルアルバムを聴くのはこれが初で。びっくりしましたね、世界観凄くて。しかもリズムキットの音なんかがいわゆるヌケてるハイエンド系の音と違って、O2RでMixしてるらしいんですがワタナベ氏独自の音って感じで面白かったです。その後Kaitoも聴いてみたんですが、そっちはちょっと趣味と違って。やはりこのアルバムが最高でした。

4526180011156[1]Cherryboy Function/Something Electronic
6月頃購入。ホントにセンス素晴らしくてびっくりしました。コードやシンセの選ぶ音色なんかがホントに好みの温度感で。勿論フレーズやグルーヴもかっこいいし。今年イベントで数回ライブを観ましたが、CDとは違うひっぱり方をしていて、ちゃんと各々対応出来る方なんだなと思いました。

item387259p1[1]Spikewave/Reserge
10月購入。前にシングル〜ミニアルバムくらいのサイズのものを聴いていて好きだったので楽しみにしていたのですが、アルバム買ってみたら予想以上に良くて。これもホントにハーモニーとシンセの音色が自分の好みの温度感にジャストで合ってるっていう感じ、です。あと打ち込み感。上の2枚含めて、サンプリングより1shotのリズムとシンセを中心に作られてて、やはり自分も音作りは基本そういう方向になるので、当たり前ですが自分のタイプ(型)と同じ方向のものが特に好きになるのだなと再認識しました。

51nJf%2B%2Bgm5L._SS500_[1]Robert Wyatt/Comicopera
11月購入。やっと打ち込みじゃないやつ(笑)。これもスバラシイとしか言い様が無いですね。Shleepの後聴いてなかったので、これの前のアルバムも買ってみたんですが、近い感じだったものの、やはりダントツでこのアルバムって感じでした。今回紹介してるどのアルバムもそうですが、ジャケから何からすべてバチッとハマってる感じですね、自分の感覚の中で。なので良かったのは勿論ですが、良かったって表現じゃなく強く残ってるアルバムってことで。

item412759p1[1]V.A./Motivation 6 Adult Oriented Click: Nonstop-Mix By Moodman
12月購入。僕日本の大御所のDJやクリエーターのMIXCD好きなこと多いんですよね。前池田正典さんや仲真史さんがよく出して頃(ハッピーチャームじゃなくてエレクトロになってから)のなんてすごく好きだったんですが、最近そういう面白いの無いなぁと思っていて。これはひさびさにそういう感覚で聴けました。レコードから取り込んで再度マスタリングするってプロセスからか、音に味があっていいんですよね。MIXCDから掘り下げてアーティストのアルバム聴いてみても、MIXに収録の音のほうが好きだったってこと多い。たぶんマスタリングがハイファイでちょうどいいんだと思います。アナログの音をハイファイに処理することによって、味のある音がディテールまで見える、みたいな。

ということで5枚選んでみましたが、4枚は日本人ですね。ムードマンはMIXでトラックはほとんど海外だけど。僕今年300〜400枚くらいアルバムチェックしてると思うんですが、どう考えても海外アーティストのほうが多いと思うんですよね。でも特に残ってるものは日本の人のものが多い。全然J-POPじゃないけど(笑)。昔からこうやってよく考えて挙げてみるとそういうことが多くて。こういう時自分がDJなんかだったら海外のアーティストを挙げないとかっこよく見えないんだろうけど、正直によく考えるとやっぱり日本人ですね。でも自分が日本人だから当たり前だとも思ってます(笑)。上記したのロバートワイアット以外はほとんど歌も入ってないハウス/テクノなんですけど、そういうものでもやはり日本の人の感覚のものが好きなんだなあ。というか細かい感性とかMIX感が自分も作るからよくわかるんですよね。
あとausの今年出てたアルバムとかこないだ買ったキツネのMIXとかcompostのコンピとかシミアンモバイルディスコとか他にも良いものあって悩んだんですが、印象が特に強いものをよく考えるとこんな感じでした。
しかしかなり微妙に僅差でこれもかなりってのを発見し、結局紹介するんですが(笑)↓

item183903p1[1]Deetron/Twisted
これは海外ですね。1月購入。やはりテクノ/ハウスでシンセ等の音が好きって感じで。そんなのいっぱいありそうですが、何百枚の中からコレっていうのはやはり特に好きなんですよね、音が。

あと数日前に買いましたが、VROOMのPETSETのミニアルバムがすごく良かったです。知り合いがやっているものですごくシッカリ作っているものを聴くと色々良いですね、気持ち的に。
あと一昨日のイベントでオーナーさんにも御会いしましたが、SWCというレーベルから最近リリースされたWhite Albumというコンピの頭に収録されているやけのはら氏のトラックがすごく良いです。
12/22(土)
5年以上前に歯の神経を抜いた所があるのですが、その治療の状態が完璧で無いらしく、たまに歯痛に悩まされます。普段はだいたい大丈夫なんですが、最近痛む時が出てきたのでちゃんと直そうと思い、昨日は医科歯科大の付属病院に行ってきました。歯の治療なのに血圧を計ったり物々しい雰囲気。緊張して高い数値出ましたわ。しかも3時間くらいかかってこの日は状態をみてもらって話しただけ、治療開始は1ヶ月後から、みたいな。痛む時があるから行ってるのに!やはり技術を取るなら待たされるのはしょうがないようです。
夜からはきなこもちこと194君に声かけてもらってoathのイベントへ。よく声かけてもらって今年はホントこの界隈のイベントへ行きましたわー。アンダーグラウンドテクノやハウスのクラバー(?)に混じって浮いてるんじゃないかって気もしてますが(笑)毎度新たに人と知り合えて面白い感じです。来年からはまた行ってない方面のシーンのイベントなんかも足を運んでみたいですね。というか自分も早く表立ったリリース再開していかないとな。
しかし歯のせいでお酒が飲めず(酒でも歯痛が出る時がある)イベントでシラフだとかなり盛り上がれないことに気付きました。これから年末年始にかけてまったく飲めないとつまんな過ぎるなー。ということで今ちょっとづつ飲む量調整して試してます(笑)。

281[1]Tracey Thorn/Out Of The Woods (HMV)
前に試聴して地味だな〜と思って買てなかったんですが、やっぱ買ってみたら良かった。エブリシングバットザガールの初期とも中期とも後期とも違う(後期みたいなもんだと思ってた)、しかしシブさ加減は同様の、確立された世界があります。

item438419p1[1]V.A./The Box Set (CISCO)
5枚組BOX SETなので、とりあえずは資料としてぱぱっとチェックした程度ですが、良いです。これはnetworkという90sのテクノ・ハウスレーベルのコンピで、ガラージ(ここで言うガラージは直のパラダイスガラージclassicsとは違います。影響あるから同じ名前なんだろうけど、ややこしい。これはUKガラージか)やブリープ、デトロイトなどムーヴメントごとにまとめてあって面白い。レイヴ等をただ下世話なものってとらえずに文化的側面から垣間見ることも出来て面白いです。

565[1]Mum/Go Go Smear The Poison Ivy (HMV)
また随分と聴いてるものが飛びますが、ムームちょいと経ちましたが新譜。妖精って感じですね、チープな表現ですが(笑)。前作よりより妖精度が上がった感じ(笑)。最近のだとこないだのロバートワイアットのに世界観近いかな。美しいです。
12/20(木)
item165423p1[1]SCSI-9/The Line Of Nine (CISCO)
これもモチベーション経由で検索。今月は色々派生してかなりCDを買ってしまっていますが、良いもの率も高く良い感じです。これはコンパクトらしい質感で、「カフェ辺りでも映えそうなオシャレ路線」と書かれているように、メロウなハーモニーのものが多く気持ち良く聴きやすいです。クリックもストイックなのはひたすら点って感じですからね。僕はもうずっと近年指向にアンビエント的なものっていうのが根底にあるみたいで、色んなタイプのものを聴いていても半数以上そういった要素を含んだものをいつの間に選んでますね。

item416219p1[1] LCD Soundsystem/45:33 (CISCO)
普段DFA系のローファイ感とか自分の指向の範疇では無いんですが、これはヤバい。めちゃめちゃかっこいいです。ナイキとコラボのジョギングソングということで、中心はミニマル的に同じペースで続く感じですが、クラフトワークやイタロ(ディスコ)みたいな気持ち良さがありますね。オリジナル買ってないのにこれは買ってしまいました。
12/19(水)
item384605p1[1]V.A./Secret Love 4 (CISCO)
jazzanovaセレクトの秋〜冬向けダウンテンポでアコースティック度高しなコンピ。相変わらずシブいです。バレアリック的な側面からも見れる、ちょっといなためなオヤジ的ROCK(AOR?)もギリギリのバランスですっごいオシャレ。このバランスがわかっちゃうとこれこそホンモノのオシャレって気がしちゃいます(笑)。いやでもホントいいです。この辺のシブいってのはまずまずってことじゃなくて、スタイリッシュさのバランスが絶妙に成り立ってるホントいい意味。シブいだけに全部の楽曲を明確に覚えられたりはしないんですが(通して同じ雰囲気)これでいいって感じ。勿論その中で特にひっかかったりってトラックもいくつかはあります。あとオヤジ的だけじゃなくて、ちゃんと女性Voも入っててバランスとれてます(でもオヤジ多め)。
12/18(火)
item134067p1[1] Mambotur/Al.Frente (CISCO)
突如クリックの魅力にとりつかれたので、今月はそれ的なのばかり聴いてます。これはこないだのモチベーション経由で入ってるアーティスト調べていて。かなり面白いです、リンク先の記述にもあるように、クリックと南米音楽が融合してる!南米的な打ち込みモノってセニョールココナッツとかちょっと自分は違ったんですが、これは凄く気持ち良い。クリックの軽さと諸々この感じが合ってる感じです。ジャケもすごく好み。ってかこの色が好きなのはこのサイトのデザイン見てもわかりますね。。
12/16(日)
12月も半ばでさすがに寒くなってきましたね。ちょっと前までそうでもなかったので暖冬かとか思ってたんですが。いつも書いてますが寒さにやたら弱いので(だからよくカゼひくのか)冬のインナーは常時ロンT重ね着といった感じで。部屋着も全部そうするかってことでユニクロで沢山買い込みました。この価格でこの着やすさはすごい。東急なんかの紳士服売り場でじじシャツみたいなのも見たんですが、たいして値段変わんないんですよね。ユニクロもセールとかまとめ買いとかで1枚800円くらいで買えるので。半袖はもっと安くて3枚で1000円とかじゃなかったかな。靴下は6足で1000円とか。激安。しかも使いやすく丈夫。その辺ので普通の型の黒〜グレーぽい汎用性の高いのを選んどけば、部屋着以外にもあわせて使えます。しかし今ロンTは半端なタートルみたいなのばっかみたいなので注意が必要。あとすごい注意して見れば汎用カラー意外もたまに使えるのあります。が、使えるのは10分の1くらいだろうなぁ。結構目利きテクがいります。

092[1]Marbert Rocel/Speed Emotions (myspace)
compostからのリリース。よく知りませんでしたが、マイスペース見てて聴いてという感じで。こういうシブいのは買わないとなかなかわからないですね、試聴だと。結果めちゃめちゃ良かったんですが。こないだ書いてたハーバートなんかにも近い質感があります。しかし何故か最近クリックぽいのばかりで。全然意識してないのに。こないだのムードマンのモチベーションのもそうでしたし。
12/14(金)
CISCOが全店舗閉店(オンラインは残る)ということで、著明な音楽関係者がそのことについて書いたブログのリンクをまとめたブログを発見し、ちょっと読んでいたりしました。僕の場合ここ1年程ダンスミュージックの12"なんかを買う時もネットだったし、ほとんど渋谷のシスコは行ってないのですが。むしろ90年代後半のオルタナティヴな雰囲気の頃、新宿アルタのシスコはたまに行ってました。あそこはもっと随分前に無くなってたなたしか。
僕の場合音の情報を得る手段の1つとして昔からアナログを買うことはありましたが、DJで無いということもあって特にアナログへのこだわりはありません。正直利便性の意味でもなるべくならCDのほうがありがたい(でもCDとは違う雰囲気の魅力もわからないわけではありません)。最近DJの中にもアナログにこだわらない人が増えていると聞きますが(というかPCも含め思った以上にもう変化してるみたいですね。ちょっと前はCDJだとかっこよくないってイメージだった気がしたけどなぁ)、これから時代の流れの中でどうなっていくんでしょうか、アナログレコード文化。
しかしもしCDもほとんど無くなり配信がメインになる時が来るとすると、それは大問題というかもうアートとしての音楽(アルバムという単位の枠に落とし込む意味の)は崩壊してしまうと思います。パッケージは絶対必要ですよね。HDにデータをどんどん入れてる自分が言うのもなんですが、もちろん大事なCDやレコードは持ち続けていくつもりです。
12/13(木)
item308839p1[1]Slam/Human Response (CISCO) (myspace)
グラスゴーの老舗テックハウス系(?)レーベルSomaの看板アーティストSlamのアルバム。ってかSomaが老舗って今日情報調べてて知りました。なんと16年もやってるレーベルらしく、アーリー90sの頃からのホンモノじゃん!って感じで。当時はどんな音だったんだろうか、肝心の初期音サンプルが全然発見出来ませんでした。とりあえずこのレーベルは音が素晴らしく良いですね、ハイファイで。このSlamのアルバムはクリックよりの感じで、かつやはりこのレーベルらしく後ろにハイファイなシンセがありそのバランスが面白い。完成度すごく高いアルバムです。スバラシイ。

そんな感じですさまじく牛歩ですがMISSWONDA進めております。去年録ってあったけどテイクがイマイチだったvocalを再度レコーディングし直したりと、昔だったらめんどくさがってやらなかったようなことまで丁寧にやってる甲斐もあって、素晴らしくクオリティが上がってきてます。今やってるこの曲もホント歌録り直して良かったなぁ。こんな見違える程クオリティ上がるなんて。よく考えたら歌モノのPOPSで歌が重要なのなんて当たり前なはずなのに、今まで随分おろそかにしてました。てか編集テクである程度はどうにでもなっちゃうし、他の部分の音もその程度だったのでそこまでこだわれる次元までいってなかったし、そもそも昔のインディーポップの文化で歌は雰囲気が合ってればOKくらいのとこからスタートしてたので、そんなもんだったわけです。しかし今少なくとも自分の指向としてはもっとかっこいいものでなければOKが出せなくなってきた。
2年くらい前、自分の音源のクオリティと自分の耳・感覚とのズレにかなり苦しい思いをしていたのですが、今やっと自分の作る音が好きになれてホント幸せな感じです。まだ売れてもいないのに(笑)。この2年間ホントにビジネスチャンスとしては絶好のタイミングを完全に無視して、自分の理想の音を作ることだけに費やしてきました。その結果元々にあった理想と同じものになったかはもはやよくわからないんだけど、とにかく何か抜け切れないと思っていたあの感覚が無くなって、自分の音が好きになった。前は理想のものと現状の違う部分ばかりが気になってたんだけど、今はあまりそういうのは無い感じ、理想のリファレンスがどうこうより単に絶対的にその都度のものがどうしたら面白くなるかといったポジティブな思考に徐々に移行しつつあり、健全な気がしています。ストイックに上げる質の部分というのもまだまだ上があるんだけど、それはもう苦しまずやっていくウチに自然に更に上がっていけばいいなくらいの感じで。
単にモノが良くて売れる程単純な時代でも無いし、そもそも僕が思う良いモノがこれからの世の中のニーズに合っているかも全くわからない。この2年間休んだことは商売人としては致命傷かもしれないけど、でもこれはもうしょうがないです。どっちを選んだら良かったとかいう話しでもない、やはり自分が思う方向に進むことしか出来ないから僕には人生の分かれ道とか選択肢とかいう感覚が無いんです。左か右か悩んで決めるとか皆無(笑)。
最近意外とポジティブで、どうなるかわからないから面白いなと考えられるようになってきました。それとやはり自分で変えていくという意志。これだけは持ち続けて頑張っていきたいと思っております。
相変わらず話しをまとめられずどんどん長くなってしまうのですが、こんなとこで。
12/12(水)
item315560p1[1]Strictly Maw (HMV)
前にtiefschwarzのMIXで聴いてたStrictly音源のMIXCDシリーズマスターズアットワーク編。これのDISC1のほうがルイヴェガのMIXになってて、それが最高。特に中盤〜後半にかけてスバラシイトラックが沢山ありました。DISC2ケニードープのほうはそんなにピンと来なかった。あとこのシリーズのトッドテリーのも買ったんだけど、やっぱこれのDISC1ルイヴェガが圧倒的に良かったですね。しかしやはりちゃんとトッドテリーのはトッドテリーの感じするのが面白い。
12/10(月)
土曜日坂本君とEMのK君Mさん(まだ一応イニシャル)で軽く忘年会的呑み会を。来年からの新企画について等色々話したり。かなり牛歩ですが一歩一歩着実に計画を進めております。
しかし今年はなんだかんだで新たに沢山の人と出会うことが出来て、感覚的に面白い。自分の気が外に向かっている時、必ずその方向への手助けをしてくれる人と出会うことが出来ます。そのことについて、運がいいと単純に解釈することも出来ますが、やはり自分の気が向いていなければ何もおこらない。気があることによってその方向にマッチする人と出会った時に、自分が反応することが出来るのです。細かなキッカケも見逃さず行動出来る。これは恋愛の話しと同じでしょかね(笑)。
昨日はマイミクのyumikoさんに呼んでもらってサンチャのカフェぽいイベントへ。前もってネットで情報を見ていた所、アコースティックなインディーポップ(?)のような雰囲気で随分懐かしい感じがするなぁと思っていたのですが、行ってみたらホントに懐かしい人に会ったり。プログルのカツミくんとか余裕で5年は会ってなかったんじゃないかっていう。いかわくんは2年ぶりくらいかな。そうそう、いかわくんと”運”について話していて、お互い強運みたいな話しだったんだけど、その時上記したようなことを話していたのでした。僕の場合はイレギュラーなことはほとんど無くて、自分で行動してなんぼという感じなのですが、何もしてなくても引き寄せる人っていますよね。いかわくんがそういう人で。ウチの母親もそういう人なんですが、ちょっと気持ち悪いくらい(笑)。科学的に解明出来ない部分ですね。
写真は近所の深大寺を散歩していた時のもの。本文と全然関係ナシ。ケータイなので画像悪いです。深大寺、紅葉がキレイで京都みたいでした。

item412759p1[1]Motivation 6 Adult Oriented Click Mixed By Moodman (CISCO)
テイトウワのMIXCDモチベーションシリーズ第6弾。ついに自分でMIXしなくなりました(笑)。ムードマンのMIXなんですがこれがホントに素晴らしい。一般ウケはどう考えてもテイ氏のアゲ乙女ハウス(?)みたいな路線のほうかと思いますが、個人的にあの感じは揺れ過ぎててダメで。。このアンダーグラウンド感は今年特にハマってるとこです。trk2、5、7、15が特にやばい。trk5のディープなパッドとか、泣きそうになります(笑)。
12/7(金)
889[1]Herbert/Bodily Functions (HMV)
売るCDを棚からチェックしていて6年ぶりに聴いてみたらめちゃめちゃかっこ良かったハーバート。やっぱこれは売りません(笑)。当時この音像全然ダメで聴けなかったんですが、今もべつにクリックぽい質感とか特に好きなわけでは無いものの、浮遊感あるPADの雰囲気とVocalのマッチングとか充分かっこよく聴こえます。実験的なアンビエンスの部分とかは特にそんなに興味無いんですけどね。
これは昨年出てたアルバムも聴いてみるかな、と思わせるかっこよさでした。
12/2(日)
今日はひさびさにミスワンダのレコーディング。写真とか滅多にUPしないのでブログらしくUPしてみました、たしかに何の為の高解像度デジカメだよって感じで放置されてたので。。レコーディングなんやかんやでタイミングが合わずしばらくやってなかったのですが、再開。今日レコーディングの坂本君の曲はホントにスバラシイ名曲です。歌が入っていく度にその良さを再認識させられたというか、うまく言えませんが。坂本君の隠れ名ソングライター度みたいなのが凄いよなぁ、普通なんだけどめちゃめちゃ良いみたいな。で、結果普通じゃないみたいな。普通ってのは普遍性の高い安定度みたいな意味合い。その上でその人の確固たるものを持ってるから普通でつまんないみたいなのとは全く違うわけです、このバランスはすごい。
しかし今日録り終える予定のパートすべてが終わらず、後日に持ち越しという感じで。僕も日々音の作業などしているのですが、予測を超えて恐ろしく時間がかかっております。。丁寧にやってるということもあるのですが、レコーディングの方法が変わり編集の方法も変わったりと慣れなければいけないことが沢山。以前よりかかる時間が何倍も増えたことによってクオリティも比例すれば良いのですが、これが難しくてその辺はちょっとずつしかUPしていかないんですよね。でも確実にシッカリしてきます。やっぱし作品の深みなどはじっくりと上げていくしかないのだなぁと改めて思う今日この頃。

item295400p1[1]Port Of Notes/Joint Adventure 2 (CISCO)
ポートオブノーツのREMIX集。前に出てたのは知ってたんですが、寒くなって特にこの辺の音が聴きたくなってきたので購入。これ5ヶ月も前に出てたんだ。1曲目のリンドストロームのリミックスはホント神ですな。ショートバージョンになってましたがこれはこれで良いです。あと4曲目のFran-Keyのリミックスもキラキラしててかなり良い。もう全体的にこの辺の感じは完全に好きなので、普通なら地味に聴こえそうなのも全部良く感じます。ちょうど良い質感に落とし込まれてる感覚。つか僕近年のクルーエル関連CDは8割くらいは買ってます(笑)。
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