1stアルバム「Kimono My House」(※これ勝手に勘違いしてたんだけど、1stでは無いみたい。初期作なことは間違いないです)1曲目収録の曲。スパークスやっぱイイですねー。センスが絶妙です。
7/27(金) ■Carole Bayer Sager/Sometimes
Late At Night (HMV)
なんと全編バラードでそれがノンストップで繋がっている!どこで曲が変わったのかよくわからない時あります(笑)。どれがどの曲とか覚えられなかったりしますが、そんなことはいいんです、アルバム全体のオーラみたいなものがあってそれが良いので。不思議な名盤。バカラックと結婚する直前のものらしく、ほとんどバカラックが曲などを手掛け、ということで幸せオーラがかなり出ているようです。そんなのクサイ感じになっちゃうんじゃねーのとか思ってましたが、不思議とこれが聴いてみると嫌味な感じがしない。まあ自分の理解が広がり過ぎてるだけかもしれないけど(笑)。普通に考えたら臭いのかな。。メロウなとこにsaxとか思いっきり入ってきてますからね。。
ところで最近やっぱ名盤的なアルバムなんかはCDもしくはレコードっていうメディアを取り出して聴いたほうがいいなと、思ってます。パソコンに入れて聴くの便利なんだけど、ボタン1つってのがなんか重みが無いんですよね。アルバム聴くぞーっていう(べつに黙って音楽をただ一生懸命聴くわけでも無いんだけど、それでも)。どれ聴いても同じように聴こえてきちゃったり。やっぱまずジャケを手に取り、そのイメージをインプットして音楽をかけるっていう、ある程度間があるあの感覚が作品を感じ取るっていう準備段階として必要なものなんじゃないかと。なんかやっぱ最近自分オッサンみたいなこと言うようになってきてる気しますが(笑)そう感じるんだから仕方無い。iTunes上でジャケがくるくるまわっても、やっぱモノ(実物)なんじゃないかなぁみたいな(つかウチはシステム上の不具合により未だにver.7に出来ないのです、ヒドい。。)。
PCで音楽データをファイル管理するってことのメリットは勿論沢山あるので、両方の良い部分を活かせたらなと思ってます。最近は買ったばかりのCDは近くに置いといてかけるようにもしたりしてます。
あと全然別な話しだけど、サンレコやっぱ面白かったですねー。こないだ書いた時はまだ途中までしか読んで無かったんですが。作曲のとこやっぱ面白いな。長くやってきた人(コトリンゴとか若い人もいるけど)が、やはり人間らしいことを言う、みたいな。あれは音楽やってる人はぜひ読んで欲しい感じですね。あとスターリングサウンドのマスタリング講座が始まるってのもかなり興味深いな。早速トムコイン出てました。
そんな感じで僕も作るほうは今かなりコンディション良いらしく、良いメロディーとか良いアレンジのリフとかばんばん出てます。最近良い感覚で音楽作ってる人と会ったり話したりメール交換したりする機会が多くて、それが良いモチベーションになってるような気がします。すごく大事なことです。ではまた。
■National Health/National
Health (iTunes) (myspace) Stewart
& Gaskinめちゃめちゃ好きなんだけど、Dave Stewartは追ってないなぁと思って。まあプログレなので(笑)。カンタベリーと呼ばれるようで、地名なので恐らくその地方のプログレシーンのことかと思います。プログレはじめて買いました(笑)。YESとかそういうのは借りてこれてたけど、レンタル屋さんなどに無いレベルのものまで突っ込むキッカケが無かったので。これをキッカケにプログレにハマるとかは無いと思いますが、Dave
Stewart & Barbara Gaskinがホントに好きなので流れがわかって良かった、というかこれ自体はホント良いですね。ジャケからも名盤の雰囲気。よく考えたらプログレかなりスピリチュアル系なので(笑)好みと通ずる所はあるのです。しかしフュージョンとどう違うかよくわからなくなってきますね。ジャズからロックを見てるのがフュージョンでロックからジャズを見てるのがプログレかな。というかそもそもカンタベリーとプログレの関係性もよくわからないのですが...。これ音聴いて普通にプログレだよなぁと思ってしまいます、初心者としては。
■Patti LaBelle - On My Own (You
Tube)
そして最近AORも調べてたりします。これはキャロルベイヤーセイガー(バカラックの奥さん)を調べていて出てきた。なんかよくわかりませんが、ダサいけど好きです(笑)。
■Jenny Lewis With
The Watson Twins/Rabbit Fur Coat (HMV) (myspace) Rilo
KileyのボーカリストJenny Lewisのソロプロジェクト。もう1年くらい前のですけど。ジェニールイスって名前がまずかわいい!アルバム名もかわいい。ジャケもなんか好きそうな雰囲気...。これだけで買おっかなって気は50%くらいまで上がってます(笑)。というか元々リサローブとかUSの女性シンガーソングライターのPOP/ROCK系の括りが好きなので、こういうのはちょこちょこ新しいものチェックしたいと思ってたんでした。これはカントリー要素がちょっと強いかな。Rilo
Kileyのほうはバンド感があってもうちょっとUSインディーって感覚で聴けるような。The Execution Of All Thingsってアルバムが素晴らしいです。
こういう普通のはお店のほうが見つけやすい気もしますね。ネットでチェック&購入が増えてから店行く回数減っちゃってたんですが、最近月2回くらいはタワーレコード行ったほうがいいなと思ってます。
7/18(水) ■Camberwell Now/All's
Well (HMV)
NEW WAVE調べてた時に買ったやつ。ポジパンなどアンダーグラウンドな種類のパンクが全然わからないので、よく種別がわかりませんが、ダークな感じのパンク感はジョイデビジョンとかにも似てるかな、と思いました。アヴァンギャルド要素もある中、そういう範疇の中では結構聴きやすい感じでもあります。なんて消極的な意見じゃなくとも、個人的にはホントかっこいい。世界観もスバラシイ。やっぱ僕の場合はテクノへの理解が、他のアヴァンギャルドなものへの理解にも通じている気がしますね。しかし例えばこれを理解する難易度ってどんなもんなのかな、と改めてふと今思いました。アヴァンギャルドなものの中では名盤的で圧倒的に聴きやすいもの(HMVのページにもたくさんコメント付いてる)のようだけど、やっぱ段階的に見てもなかなかレベル高いですよね。日本で育ったらまずは洋楽っていうのが最初の壁(笑)。僕も普通に日本の学校に行ってTVからの情報を主にJ-POPの情報を共有して、という所からスタートしているので、そういう普通の日本の人の感覚はよくわかるんですよね。やっぱ洋楽は最初よくわかりませんでした。こんなこと言うとオシャレじゃなくなるからみんな隠すかもしれないんだけど、僕高校いっぱいくらいまでは全然わかりませんでしたよ、田舎モンだったし。で高校卒業してから本格的に音楽勉強しはじめて、ぱーっと変わっていくわけですが、改めて考えるとすごく単純なことで、J-POPは音楽の中で魅力となる部分のおしている所が全部一辺倒なんですよね。厳密に言えばバラードでは悲しい雰囲気だったり、アッパーなもので楽しいものだったりと違いはあるんですが、それもすごく小さい範囲での違い。結局音の中身のほうはメロディとハーモニーの部分でしかおしてなくて、聴くものの耳が育たないタイプの音楽だなぁ、と。僕は色々理解した上でJ-POP否定派では無いけど、やっぱ文化的な意味で全体としてはダメな音楽だなぁと改めて思いました。この環境で育っちゃってると、それ以外のもの理解しようとする際、まず努力しなきゃならなくなっちゃうんですよね。で、なんでわざわざ努力しなきゃイカンの?今の感覚で好きなもの聴いてればそれでいいし、となってしまうわけです。でもそんなに大変な思いしなくても、どこかに自分がじょじょにステップアップ出来るキッカケとなれる音楽、ってものがあるはずなんです。皆何かをキッカケにどんどん理解を広げていくもので最初から全部わかる人なんかいないので。まあそれを見つけることがまず努力って言う話もあるんですが・・。お金もかかりますしね。だからまず努力してでも知りたいって少しでも多くの人が思う環境にこの国がなってかなきゃイカンと思うのですが、その為にはわかってる人が少しでも多く伝えようとする努力をしなきゃ、と。DJの人なんかはホント文化的に貢献してるなぁと思いますね。
■V.A. Mixed By Michael
Mayer And Jorg Burger/Speicher CD 3 (CISCO)
1ヶ月くらい前に買って、同系統のcocoonのほうのコンピ聴いてたのでこっちはあまり聴いてなかったんですが、cocoonのほう飽きたので改めてこっち聴いてみた所、凄いかっこ良かった。こっちのほうがもっとシブいんですが。KOMPAKTのサブレーベルKompakt
Extraから。
そうそう、僕10数年前のテクノブームの頃って意外とそんなに聴いてなかったんですが、その頃のテクノの印象と今聴いてる中の一部のこういうのの印象って全く違って、それはやっぱハウスとのクロスオーバー化というか、そういうバランスがそう感じさせるのかなぁと。かなりミニマルで機械的でも何かそういう感じがある気しますねー。
7/10(火)
なんかパトリックがRSS作ってくれてたので、ここもはれてやっとBLOG化(?)しました。コメントとトラックバックは無いですが。これリンクつけとくだけでいいのかな・・。
やっとこミクロの作業再開してます。今こっちの作業は50%くらいは済んだ、のかな。あと50日くらいで残り完了予定。予定通り上がってこれば。今のとこ凄い良い内容です!プラグインの進化や機材環境、自己能力・技術の向上に伴って音の勢いが相当出せるようになったので、作業が楽しい(音の勢い決定付けるのは全部コンプ。素材にコンプしてステムmixにコンプして2mixにコンプして、と何度もかかることに。。mix&masteringってこういうもんだったんだ、という感じ。完全に独学なのでセオリー通りなのかよくわかりませんが。。)。
あと友達数人と気軽な小規模DJイベントをやることにしました。超ミニミニナイト的な。mixiコミュ。ROUND AND ROUNDってニューオーダー解散を偲ぶ会でしょかw。関係ないんだけど最近普通の女のコとかでもみんなメールなんかで(笑)はwなんですよね!時代を感じるw。
■Kaori/In My Head (CISCO)
まずジャケがすごく好み。ってこないだのラリーハードもそんなこと書いてたな。。デザイナーさん調べたらジオデジックって日本のテクノアーティストが昔モトコンポのレーベルで出してたアルバムのデザインやってた人でした。それ好きだったのでやはり好みは通ずるんだな、みたいな。
音はCLUB仕様ですごく気持ちいいです。ワタナベヒロシのトラックも入ってる。ワタナベヒロシの音は他のよくあるバキバキで抜けてる音とは違うんだけど、なんかいいんです。やはりセンスか。あとシャーデーのカバーらしきやつが入ってますね。あれ、これシャーデーがオリジナルだよな。たぶんそうなんですが、シャーデーをカバーした日本人っていうのは聞いたことが無いです。普通なようで画期的。