5/31(木) ■Get the Message: The
Best of Electronic (amazon)
ニューオーダーのバーナードサムナーとスミスのジョニーマーによるユニット「エレクトロニック」のBESTがいつのまに出てたので買ってみました。以前は中途半端なイメージしかなくてたいして聴いても無かったんですが、こうしてBESTで聴くとなかなかいい曲もありますね。2/10/12など(5だけペットショップボーイズ?!ていうかこれ試聴ファイルみんな順間違っててダメだ)。その他も粒揃いというか、まあbestなので粒くらい揃ってないと困るんですが・・。しかしかなりニューオーダー色が濃くあまりスミスの屈折した感じは無い気しますね。
だいたい別プロジェクトでも皆あんまし変わんないんですよね、リベンジ(ピーターフック)とかもそんなだったですよね、たしか。
5/26(土) ■V.A./Compost Black
Label Series Vol.2 (CISCO)
ここ半年くらいずっと好きで注目してるCompost Black Labelのコンピ2枚目。前作より更に良い。エレクトロ・ヒップホップ的なのとか凄いかっこいいですわ、テクノ+ヒップホップって感じで。シブい音な上に自分DJでも無いのでなかなかこの辺について共感出来る人もいないですが、センススバラシイのは間違いない。テクノとハウスの真ん中に位置するバランス感とか、テックハウスって言ってもアグレッシヴなタイプで無くテクノの線の細い感じ、軽い質感を楽しめる感じとか、トラックによってはバレアリック的だったりとか、好きな要素様々です。
■Da Fresh featuring Xenia Beliayeva/Blur
Vision [Original] (iTunes)
かっこいい!
■Cafe banda
こないだ友人達と行きました。ゴハンがちょーうまい。今度何か簡単なpartyとか出来たらいいなー。
■Dream Academy/Please Please Please
Let Me Get What I Want
■Deacon blue/loaded
UK NEW WAVE掘ってます(笑)。何気に80sは昔めんどくさがってあまりちゃんと探ってなかったので、まだ知らない良いものがあるはずと思って調べ直そうと前々から思ってたのですが。参考にしてるこのUK
NEW WAVEの本もいつ買ったのだ?!って感じなんですが、Club Musicばかりも飽きてきたのでそろそろ調べてます。エレポップはこないだも書いたように本物はダークNEW
WAVEで僕はちょっと受け付けないの多いんですが、ギターポップやAOR/ブルーアイドソウル的なUK NEW WAVEで良い曲があればなということで。
で、このDeacon blue/loadedはさすがに臭いか?!という所ですが、個人的にはアリはアリ(笑)。臭さが好きな響きで相殺されてる感じ(?)。この曲が収録されてる名盤らしい1stを聴いてみて全体的にどうか判断したいと思います。
■Lotus Eaters/The First Picture
Of You (myspace)
MISSWONDAで普遍的な美感みたいな話ししてたんで。好きです泣きメロ!みたいな。この曲収録のアルバム「No Sense
of Sin」は廃盤でamazonマーケットプレイスで19800円とか恐ろしい値段が付いてますが、myspeaceでmp3がDL出来ちゃいます。myspaceでDL可にしてる人って滅多にいないですよねー。
あと関係ないけど、AYUSE KOZUEの新曲が良いです。これも坂本くんとともに良い!って言ってた最近のトラックなので関係無くもないけど。
5/10(木) ■DJ Disse/Walk On
The Wild Side (CISCO)(iTunes)
ルーリード、Walk On The Wild Sideのカヴァー。モロにチルアウト系dub、バレアリックなんかの感じですが、元々こういうのに合うネタですよね。大好き。
あとMISSWONDAもmyspaceはじめてみました。本人と裏方2人皆で動かしてます。フレンドになってくれたアーティストの中でいくつか興味深い方を勝手に紹介してみると、Sally
Shapiro最初にミスワンダ始めた頃(最初期は僕加入してませんが)の感覚に近くって、日本の人が思うヨーロッパのエレポップって感じ、じゃないでしょうか。セイントエチエンヌみたいな懐かしい感じがします。まあホントはエレポップってこういうのは少なくて、これはインディーポップ(ギターポップに近いピコピコ)ですよね。エレポップってデペッシュモードとかNEW
WAVEのエレクトロのやつのことなので(笑)。ほとんどは使い方間違っとる(笑)ウチもエレポップレーベルじゃねーしっていう(笑)。まあそんな厳密なことはどっちでも良いんじゃないでしょか、頭のカタいギターポップ評論家とかには怒られちゃうと思うけど。
あとWest
End Girls、全編ペットショップボーイズのカバー!中でもSuburbiaやばいです!!ホント好きだった曲が更に好き過ぎる感じになってる・・!!こういうメジャー感ある音も好きなのがmisswonda作家陣の特徴で、ホントPOPSが好きなんですよね。POPSいいですよーやっぱ。ストイックになったり色々まわって戻ってきて、やっぱ素直に気持ちいいものはイイと思える今特に。ダサいかどうかの許容範囲なんかその都度変わってくもんだし、なんか気持ち良ければ細かいことはホントどうでもよくなってきた。
ていうかもうレイヴまでリバイバルしちゃって、アーティスティックな人が下世話なものの良い部分をあえて評価したりっていうのももう当たり前になって、これからは前みたいにスノッブな人の趣向と俗ぽいもの、みたいな区分けは無くなっていくような気がするんですよね。正確には俗ぽいものとそうじゃないものは存在するんだけど、べつに俗ぽいものをバカにするみたいな傾向が無くなってるというか。僕がインディーズではじめた時小室いいじゃんって言ったらバカにした人いたけどさ、今だったら少しは反応違うでしょたぶん。小室=90年代の負の遺産みたいな単純な図式で評価したらそっちのほうが浅いって雰囲気ですよね。でもまあ今grove(スペル忘れた)のアルバム1枚通して聴けって言われても聴けないだろうし、そんな大絶賛するようなアレでもないんだけど、バカにすることは無いんじゃないかなという。僕はずっとそのスノッブな人達が評価してるものもべつに高尚なもんじゃないだろと思ってきたので、色々通過した今の感じはわりと気持ちいいです。やっぱり各々の魅力ってあるものだと思うので。まあでも現実にはその俗ぽいものってのの多くは頑張ってもどこも評価のしようも無いようなものも多いわけで、評価するかどうかの線引きとかも難しいかもしれないんですけどね。J-POPにも当たりはあるって踏まえた上でダメなものはガンガン貶してた某アーティストの方がいたけど、それくらいでいいのかも。
ていうか僕は何をこんな熱く語ってるんでしょーか。今日の日記は短くまとめるつもりだったのに。いつの間に脱線してしまった。あぁそうだ、West
End Girlsがすごい下世話な音で好きだったので、それを肯定したかっただけかも(笑)。
なんか微妙にカゼひきました。だるい。あんまし作業する気になれずだらだらしてます。とりあえず今後の音の予定は今月半ばか6月くらいからミクロのMIX。1つ他レーベルのコンピに入る予定があるので、それをやりつつそのままアルバムの作業もかかり、僕の新たなやつも合間をぬって作ってくって感じ(今音1トラックとあとメロディーがもう1つ2つ、構想はあと5曲分くらい全部出来てる。7、8曲くらいの予定)、ミスワンダは完パケたトラックは1つも無いですがラフデモもしくはかなり作り込んだ状態のデモでどんどん上がってて全体の6〜70%は出来てるんじゃないかという状態。ワンダ次回作はホントにいいです。もう今の状態で見て超良作になることは間違いない。完全に勝手にやるぞ的な意気込みになってて、これは世の流れを完全に無視するとかいうこととは違うんだけど、今の音は普段聴いてるし今ってものは感じてるのでそれ以上は意識せず、あとは普遍的な美感を自分達の中だけでひたすら追求するという感じ。理想としてはやはりいつ聴いても良いもの、昔から言われてるような「色褪せない」的な所なんだけど、そういった良質なPOPS(カーペンターズとか。それが臭いとしたらeverything
but the girlとか)作ってきた人って皆同じような心境だったんじゃないかと思います。それが自分達の中だけで行き切っちゃって確立された時に、新旧全く関係無く「良い」って成立するものになるんじゃないかと。ワンダのプロジェクトでは完全にそれを目指してて、そういうものを持てたことがホントに面白いです。これは僕だけじゃなくて一緒に音やってる坂本君が完全に僕と同じ視点でそれを見れてるから出来ることで、今時珍しいくらい熱いバンドのような状態に実はなってる(笑)。不思議なことに、前だったらこれは臭いかなとかちょっと哀愁感出過ぎかなってとこも自然とスッと行けるというか、それを時間を置いて後で聴いてもおかしくないんですよね。キレイな部分だけが残ってる。やっぱり正しい所が見えてるっていうのはそういうことなんだと思います。ちょっとこのバランスはホントに素晴らしいので、逆に売れなくてもいいくらいの心境でやりたいなと。売れなきゃならないと思ってると、売れなかった時せっかく正しくやれてたことに対して否定的になってしまうので。売れないことが間違っていることではないのに。もうどんどん美感みたいなものだけを追求してやっていけたらなぁと思ってます。あと焦ってもしょうがないけど、やはりどんどん歳をとってしまうので、ある程度コンスタントにやりたいですね。1アーティスト年1で必ずミニ〜フルアルバムサイズのものは発表していくとか、それくらいのスパンで。
一昨日昼間天気が良かったので多摩川付近を散歩してました。春の多摩川はホントに気持ちいい。東京(狛江)神奈川(川崎)県境の橋の上で通り過ぎる小田急線をぼーっと眺めながらぼんやり考えごとをしたり。でもホントに風が気持ち良くて、その気持ち良さに全くの理屈等存在しないことに、やっぱ普段考え過ぎだよなぁと思った。最近やっと「人間故の」みたいな考え方が出来るようになってきたんだけど、どうも以前は一見当たり前のようなことでも理解出来てなかったり、意外と多かったです。たぶんなんでもかんでもパソコンでやってるからいつの間に自分が機械だと勘違いしちゃってるんじゃないかと思うんですよね。
とにかくわかってるって思ってたことでも本質ではわかってなかったってことも結構あるものだなぁと。でも今は体験してないことでも予測でたぶんそうだろうなぁってなんとなく思えることも多くなってきたり。例えば感覚的なことって漠然とし過ぎてるから言葉だけで言われてもリアリティが無いですよね。よくある例で「海外に住んだら価値観とかすべて変わる」みたいなことよく言われることだと思うんだけど、若い頃はやっぱり結局本質的な意味が理解出来なかったですもん。でも今は、住んだことは無いけど、そりゃ変わるだろうなとさすがにわかりますよね。すぐ目に見えて表れれるものじゃないことを理解するには時間がかかるけど、やはりすべての物事は有機的に繋がっているのだな、と。
しかしここんとこ3日連続オールでさすがに疲れました。4日夜は代官山UNITにパブリックイメージのイベントを観に。1年以上前にもパブリックイメージ行ってるんですが、その時会ったDE
DE MOUSE君が今回は出てました。あとtraks boysのクリスタルさんがDJ出てたり、ちょっと今その辺を見てみたいなと思っていたので。今回はtokyo
fun partyの小田切君に色々紹介してもらいました。
あと最近改めてmixi結構やってます。日記は書かないですが結構色んな人踏んじゃってます。
5/2(水) ■V.A./LIP SERVICE
×JSG SOUND COLLECTION (mu-mo)
昨日書いてたやつの続き。109内にあるファッションブランド(てことはギャルのカリスマ系?)のスタッフが選曲したMIXCD、とのことなんですが、こないだから書いてた永田一直氏のレーベル関連のアーティストさんも結構入ってます。やはりTraks
BoysさんCherryboy FunctionさんYakenoharaさんなんかのトラックはめちゃめちゃかっこいい。あとは前から知ってたとこだとALTZさんとか露骨キット(虫ミュージック)さんとかレオパルドンさんとかあと前に色々一緒にやってたマグナロイド君のマグマとか、入ってます。前半がハウスサイドになっててそっちが特に好みなんですが、後半はバイレファンキってジャンルで全然知らなかったんですが「ブラジルのマイアミベースでエレクトロビートにコンガ系のパーカスが入ってゲットー」って感じらしいです。なんか本国ではパーティの最中にナニな行為が行われてしまうようなかなりハードなカルチャーらしい!?ブラジルってボサノバまったりみたいなイメージでしたが、まあサンバは熱いですしね・・。とりあえずそれは置いといて、とにかくこのCDに収録されているような日本のアンダーグラウンドシーンの方々のセンスはホント良いですよ。トランソニックとか後期はもうあまり聴かなくなっちゃってて、全然忘れてたんですが、ひさびさに耳にしたものが完全に現在進行形な空気でびっくりしました。ロウライフとか何か経由でサイトは見たりはしてたんですが、ちゃんと音は知らなかったですねー。まあそんな感じです、しかし微妙に知り合いの知り合いくらいにいる人だとこう書くのも気を使って全部さんづけになっちゃったり、ちと緊張しますね...。これが知り合いだともう書けなくなったり。それもおかしな話しですけどね。面白くない!とかはタレント級に違う世界の人のことくらいしか書けないですが、良いって思ったことは誰のことでも素直にどんどん書いていけるような風にしたいですね。
あとお知らせ TOP PAGEやmixiにも書きましたが、ミクロ主催のネット番組(You
TubeにUPするだけですが)をはじめるので、スタッフを募集してます。あまり無責任なことは書けないので一応シッカリ書いてありますが、かなり遊びなノリになるので(笑)お気軽に連絡下さいませ。
5/1(火) ■V.A. Mixed By Simian
Mobile Disco/Suck My Deck (CISCO)
SMDのMIXCD。今どこでもプッシュされてる感じでよく見かけます。結構早いウチにシスコでチェックしてたものの買わずにいたのを改めてタワーで購入。しかし2400円くらいした気がする。なんで輸入盤って店によって全然値段違うんでしょーか。音のほうはサイコーです。最近改めて最新のエレクトロ系いくつか聴いたけど、やはりこのアーティストの感覚がダントツで好きです。まあこれはMIXCDなんですが、やはり選び方でもセンスが出るわけで。6月くらい発売のアルバムも楽しみです。あと前回書いた永田さんレーベルコンピに収録されていたアーティストやマグナロイド君のマグマなんかが参加してるMIXCDも買ってみて今聴いてるんですが、これもこのSMDのMIXCDと並べて聴いても劣ることないくらいかっこいい。センススバラシイです。すごいなぁ。これは次回くらいにもっかい改めて紹介します。いやこれはホントスゴい。